35 サラさんのサイン会

2005年6月イリノイ州立大学内の書店にて

今まで30回以上のエッセイを書いてきましたが、今回のがV.Iとシカゴを愛する方たちに一番喜んでもらえるのではないかな? じゃ〜ん!! 6年ぶりにV.Iの生みの親、著者のサラ・パレツキーさんのサイン会に行って参りました。今回のサイン会は、V.Iシリーズ12作目となる「FIRE SALE」の新作発行にちなんだもので、6月から全国の書店や図書館を廻るツアーが行われています。やはりシカゴはサイン会の回数も多く、私は今のところ予定されているサイン会の最終日にUIC(イリノイ州立大学)内の書店へと足を運んだのです。最終のサイン会に間に合って本当に良かった。ヴィク・ファン・クラブの代表をしてくださっている杉谷さんからの情報がなければ、うっかり行きそびれていたところです。ファンクラブメンバーの中では唯一のシカゴ在住者なので、みなさんの期待に応えなければ住んでる意味なし!ですものね。彼女に会えたことを報告できて本当にうれしいです。

さてさて、6年ぶりに生のサラさんを見た感想はというと、相変わらずスマートで、どこにこんな力強い長編を書くパワーがあるのかと思うほど。V.Iと一緒で食事に気をつけてちゃんと運動しているんでしょうね。知的な目と笑顔がとても印象的でした。
 サイン会の前に、前回と同様サラさん本人による朗読が行われました。序章の10ページほどを抑揚たっぷりに読んでくれて、ファンからは何度も笑い声が聞こえてくるほどでしたが、残念なことに私にはさっぱり・・・。日本語訳を気長に待つことにしましょう。

朗読が終わったら、質問コーナー。「FIRE SALE」を書くことになったきっかけやどんな取材をしたかという問答には難しくてついていけませんでしたが、「シカゴ・ホワイトソックスは嫌いだけど、カブスは大好き」という下りはなんとか聞き取れました。カブスは子供に無料観戦チケットをあげるなど、ファンをとても大事にするから好きなんですって。映画化の質問も出ましたけど、キャスリン・ターナー主演の「私がウォシャウスキー」以降予定はないようです。私の希望としては、二コール・キッドマン主演で「レイクサイド・ストーリー」あたりを演じてもらいたいな。でもって、私の質問ですが、「ミスタ・コントレーラスの出番があまりないようですが、今回は登場しますか」と聞いたら、「彼はいまだ健在で、今回も元気な姿が見られますよ」とうれしい答えが返ってきたので、楽しみに待っていようと思います。

サラさんにサインをしていただきました

最後のサイン会は特に感動的でした。6年ぶりだというのに彼女は私のことを覚えていてくれて(しかもサイン会をした会場まで記憶してくれていた)、「日本のファンの方々の応援をとてもうれしく思っています」と感謝してくれました。私が持っていった日本語訳の「ブラック・リスト」と新作「FIRE SALE」の両方にサインをしてくれ、最後は息子と一緒に写真にも入ってくれました。

私だけ会わせてもらっては何だか申し訳ないので、日本でもまたサイン会があったらいいのにな。その日が来ることを切に願って、今回はひとまず、報告エッセイと写真で納得してもらえたらうれしいです。

2005年8月