VIC FAN CLUB


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はじめに読んでください

 ヴィク・ファン・クラブのホームページに来てくださってありがとう。ゆっくりと遊んでいってください。
 ヴィク・ファン・クラブって、だれのファンクラブかと思われるかたも多いことでしょう。「ヴィク」はアメリカの女性作家サラ・パレツキーのハードボイルド・ミステリー小説の主人公の愛称です。彼女の本名はV.I.ウォーショースキーですが「ヴィク」とも「V.I.」とも呼ばれています。
 なぜ、他の作家とその主人公でなく、サラ・パレツキーとヴィクなのでしょうか。数年前から、4F(主人公、作者、訳者、読者が女性)小説という言葉が流行したくらいに、翻訳ミステリーの世界では、たくさんの女性作家と女性主人公が紹介されてきました。その中で作家のしっかりした思想性に心酔し、主人公の生きかたに憧れる、4Fを象徴する作家と主人公、これがサラ・パレツキーであり、ヴィクなのです。
 サラ・パレツキーとヴィクについては、このホームページの 「SARA PARETSKY SITE」をクリックしてください。広辻万紀さんによる詳しい紹介と著作リストがあります。

 ヴィク・ファン・クラブはサラ・パレツキーさん公認のファン・クラブです。1991年11月に大阪ではじめました。会報の発行と毎月の例会を続けて今日に至っています。新聞で紹介されたこともあり、また『地球の歩き方 シカゴ』に紹介記事が掲載されているおかげで、会員は関西を中心に各地におります。ヴィクへの想いと会員それぞれの場所での活動が、会報でつながり、例会での話し合いとなっています。代表者はいませんが、事務、会報の発行、ホームページの運営、例会の世話を私がしています。

 ヴィク・ファン・クラブが発足して3年目の1994年11月に、サラ・パレツキーさんが早川書房の招きで来日されました。講演会は東京のみということでがっかりした私たちに朗報がありました。アメリカン・センターが日本各地で講演会を企画しているというのです。大阪のアメリカン・センターを訪ねた私に館長さんが「講演会は夕方で終わります。夕方からホテルに帰られるまでファン・クラブでご自由に」とおっしゃってくださいました。札幌、東京、名古屋、京都で開催された講演会にそれぞれの地域の会員が出席しました。そして大阪での講演会ではいろいろなお手伝いをし、そのあとのヴィク・ファン・クラブ主催のパーティでは、サラ・パレツキーさんご夫妻を中心に素晴らしい時間を持ちました。左の写真はその時の証拠写真です(笑)。右がサラ・パレツキーさん、左が私、杉谷久美子です。サラ・パレツキーさんは最近の手紙で、大阪でのことは楽しかったのでよく覚えている、とおっしゃっています。

 1998年9月にホームページを開設しました。2年ほど前から、私たちのホームページを作りたいと言いつつ、なかなかできませんでした。ところが、サラ・パレツキーさんが日本語のホームページが欲しいと早川書房におっしゃり、早川書房からヴィク・ファン・クラブへお話があったのです。これを機会にいっきに開設に踏み切りました。
 ホームページには、「SARA PARETSKY SITE」のほかに、年2回発行の会報「VI」に発表された原稿をのせていきます。「シカゴ」「ミステリー」「エッセイ」のページです。「ニュース」のページでは、毎月発行している「ヴィク・ファン・クラブ ニュース」と連携して、会員による生活に根ざした情報をアップしていきます。また、「KUMIKOのほとんど毎日ページ」という私の無謀なページもあります。どうぞ、何度もおこしください。

 入会したいかた、入会資格はもちろんヴィクのファンであること。そのうえで、ヴィクへの想いと自己紹介を書いていただきます。会費は年5,000円です。
 ヴィク・ファン・クラブについてのお問い合わせや入会の希望については、e-mail/vic@osaka.email.ne.jp へどうぞ。暖かい励ましのメールも待っております。


1998.10.3



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