ストリーター兄弟

 警備会社オールナイト―オールライトを経営している。ティム、トム、ジム・ストリーター3人兄弟と、その友人数人が従業員のすべて。ボディカードの仕事が主だが、アルバイトとして引越し業もやっている。いずれも髭面の大男で、口数少ないが気の良い男たちばかり。暇な時はほとんどの連中がキルケゴールやハイデッガーを読んでいるらしい。仕事振りは完璧。ヴィクはよく、規模が大きすぎて一人では手に負えない見張りやボディガードの仕事を頼んでいる。

フリーマン・カーター

 ヴィクの顧問弁護士。クロフォード・ミード(有名な法律事務所)の刑事弁護士だったが、クロフォードが刑法に全く重きを置いていなかったため、フリーマンが大切だと考える仕事から次第に遠く離れてしまった。そのため「ガーディアン・エンジェル」でクロフォードをやめ、独立してサウス・クラーク通りに新しい事務所を構える。知り合ったきっかけは、ヴィクがディックと結婚した時に彼に紹介されたから。ヴィクのことを大変気に入っていて、困った時にはいつも助けてくれるというイメージがあるが、彼の料金はとても高いそうで、ヴィクは彼に2000ドル借金しっぱなし。彼に力を借りるのは司法権力にノックアウトされる気配濃厚なときと限られている、とヴィクは言っている。常にエレガントで、淡い金髪はごく短くカットされ、髭はきれいに剃られ、完璧な仕立てのスーツがほっそりした体にぴったり合っている。ティーンエイジャーの娘が一人いる。