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2005年8月


大阪の葛はなぜ花が咲かないのかな

長堀通の遊歩道にはいろんな植物が植えてあるのだけれど、夏になると植えた植物の間から雑草が盛んに伸びる。わたしは植えてあるのより雑草のほうが好きだから、通るときにゆっくりと眺めてくる。
この道はたしか去年の春にできたと思うのだが、夏になって、ツユクサ、アカマンマ、メヒシバ、ヒメジョオン、ヨウシュヤマゴボウ、アカザ、ネコジャラシ、スギナ、などが生い茂ったのには驚いた。あっと思ったのはクズである。植え込みになっているところを越えて歩く道にまで伸びている。おっそろしい生命力だ。それら雑草も冬になったらすべて抜かれてお正月はきれいな道になっていた。
今年は浪速筋に近いほうは手入れが行き届いていて雑草の姿はあまりなく、ほっとしているものの淋しい。なぜか西のほうの新浪速筋に近いところは去年と同じである。アカマンマとツユクサの群落がある。そこへクズが伸びているのはいいが、なぜか花がつかない。なんでやろ。アイソない。
そういえば大阪でクズの花を見たことがない。奈良へ行くと道に伸びたクズには紅紫の花が咲いている。駅の柵に伸びているのでも花をつけている。電柱に巻き付いても咲いている。
奈良の奥のほうの道に入ってクズが道に伸びて咲いていると、折口信夫の歌が浮かぶ。だからクズが好きなのかも。
 葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を行きし人あり

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、ベーグルサンド(トリ胸肉の蒸し焼き+トマトソース、キャベツ)、ジャムパン、紅茶、コーヒー。
晩;にんじんジュース入り寒天、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(かぼちゃ)、冷や奴、サラダ(大根、さつまいも)、かなぎちりめん、納豆、たくわん、焙じ茶。いちじく。

2005.8.31


ライア・マテラ「あらゆる信念」

「殺人はロースクールで」「殺人はラディカルに」に続く、女性弁護士ウィラ・ジャンソンが主人公の翻訳3作目(実際は4作目だが3作目は訳されていない)。とても非情な内容で読むのがしんどかった。そしてウィラの純真さに心を打たれた。
扉にあるイェーツの詩「再来」の一節が内容を暗示している。
  優れた人々は一切の強い信念を失い、
  極悪の輩は烈しい熱で張り切っている。
ウィラはLAで勤務弁護士として働き、市場価値の高い四年目の弁護士となっている。だが、弁護士の仕事に嫌気がさして、サンフランシスコへ帰り、これからの1年間をシャンナ判事のもとで調査官の仕事をしようとしている。
両親は感情的にのめりこむタイプの活動家で、ずっと平和活動にたずさわってきたし、自分が食べなくても人に食べさす生活を続けて来た。だからウィラがLAで普通の弁護士をしたことを、社会的に役に立たない就職をしたと腹を立てている。サンフランシスコの両親の家に着くと、ポーチの階段のそばに昔の知り合いの私立探偵ハーシーが立っていた。
ハーシーから頼まれて、いやいやある夫婦の仲に介入する仕事を引き受けたのだが、その夫はウェラの上司シャンナ判事の仕事に関わりがあるのがわかる。そこらへんから、だんだん過去の事件や、両親が関与していることなどが明らかになり、大物弁護士からの圧力もかかる。また2作目で好きになった警部補との再会があるが、彼は別れた妻とよりを戻していた。
ウィラは金髪で身長155センチ。悩んではマリファナを吸う。「銀行や企業のためにではなく、人民のために仕事がしたいんです」なんてアソシェイトとして自分の事務所に来ないかと誘う、左翼の大物弁護士に言うのだが、軽くいなされる。そして、政治という鏡をのぞきこんだら、吸血鬼のようになにもうつっていなかった気分になる。
最後はセラピストとの会話で、どこからはじめますかと聞かれて、「けさ、ゴールデン・ゲート・ブリッジからマリファナを投げ捨てました」。
1991年にこの物語は書かれ、92年に翻訳されたが、その後ウィラの物語は書かれたのだろうか。このころは翻訳女性探偵小説の花盛りだった。お陰でたくさんの女性探偵を知ることができた。このシリーズ読み返してよかった。(創元推理文庫 500円)

今日の献立
朝:水。
昼:オートミール+豆乳、ピザ(トマト、ポテト)、サラダ(トマト、たまねぎ、マッシュポテト)、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ご飯(十穀源入り)、イワシの煮付け、茄子とむきえびの炊いたん、おぼろ豆腐、梅干し、焙じ茶。いちじく。

2005.8.30


去りゆく夏

いつの間にかセミの声を聞かなくなったと思ったころ、松島橋のほとりでトンボの乱舞を見た。道ばたの猫じゃらしの穂が少し疲れてきている。夜になると風が冷たく蒸し暑さが少しマシになった。目に見えて秋になっていく。今日のプールは子どもたちがほとんどいなかった。みんな夏休みの宿題を追い上げているのかしらね。日差しが強いのでパナマのつば広帽子をかぶっているが、9月になったらやめなきゃ。
涼しくなったら、少しは溜まっている用事が片付くだろうか。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(マッシュポテト、トマト、レタス)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、枝豆、サンマみりん干し、大根おろし、ご飯(発芽玄米入り)、おぼろ豆腐、納豆、たくわん、焙じ茶。

2005.8.29


米びつ持ってうろうろ

米びつとして20年以上使っていたブリキの一斗缶がぼこぼこで蓋が合わなくなったので、なにか米びつになるものをと探していた。先月難波の無印良品で長細いプラスティックの箱を見つけて気に入ったのだが、帰ってレシートを見たら洗濯用品となっている。洗濯物を入れるための上蓋式の箱なのだ。洗ってお米を入れてみたら背が高いから20キロは入る。台所の戸棚の中でかさばり過ぎ。で、今日は東急ハンズのバーゲンに行くことにした。チラシを見て欲しい物は自転車の空気入れ980円だが、気に入ったのがバーゲンでない1,575円のでこっちを買った。お祭りみたいな人の中を2階に上がって米びつを探したらいろんなのがあった。レバーのついたの、桐の箱、プラスティックも何種類かあった。いちばんシンプルな10キロ入り2,079円を買った。
相方がぶら下げながら少し北にあるベルリンブックスへ寄った。ちょっと来ていない間に在庫の本が増えていて、欲しいのが何冊かあったが「ソビエトの絵本」(1991年 リプロポート)が3,500円だったのでこれ1冊だけを買った。
御堂筋へ出てあと10日ほどで開店するそごうを眺め、アメリカ村でお茶することにしたが、目指した店が休み時間だったので、それじゃお茶代節約と歩いて帰った。
今日は涼しかったので歩くのが苦にならず、行きは手ぶらで地下鉄だったのに、帰りは荷物もってアメリカ村と堀江をぶらぶら歩いた。足の調子が良くなった証拠ね。
暑い夏を休み返上で働いたせいか、体もしんどいが精神的にしんどい。今日は溜まっている仕事を一時忘れることにして、ぶらついてよかった。米びつも解決したし。先の箱は部屋の隅でDVD保存箱となった。
今日の献立

朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、キャベツ)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、トリ胸肉の蒸し煮+トマトソース(にんにく、たまねぎ、エリンギ、トマト)、ご飯(十穀源入り)、冷や奴、チリメンジャコ、大根おろし、紀ノ川漬け、焙じ茶。

2005.8.28


「ミステリマガジン」10月号はエド・マクベイン追悼特集

久しぶりに「ミステリマガジン」を買った。長い間ずっと買っていたのに、ここ数年たまにしか買わないようになっている。広告で特集を見てあわてて買いに行くことが多い。雑誌よりもネットの書き込みを頼りにしてしまう。ミステリーの新作にあまり興味を持たなくなったこともある。いわゆるミステリー評論家のブックレビューを読む気がしない。
だが、今月はそうそうに買った。エド・マクベイン追悼特集号だからだ。亡くなられたと聞いたときに書いたように(7月16日 エド・マクベイン「ラスト・ダンス」)、わたしは読み出したのは早いが熱心な読者ではなかった。最近読み出してファンになった「酔いどれ」シリーズのケン・ブルーウンが作品の中でよく引用しているので、ほーっと思っていたら、本書でも熱い追悼文を書いている。改めてエド・マクベインをまた読もうと思った。
短編小説が3作あって「愛か金か」というのに、キャレラとマイヤーが出てくる。一つ読むとまだまだ他のが読みたくなるんだよね。
リーバス警部ものではないけれど、イアン・ランキンの短編「ソフト・スポット」が入っている。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、豆乳、釜揚げうどん、くるみパン、コーヒー。
晩:ギネス、野菜サラダ、タイ風カレー、紅茶。

2005.8.27


今夜は酔った

どうも最近はストレスがたくさん溜まっているようで、どうでもいいようなことにも腹が立つし、どうでもよくないことはものすごく腹が立つ(笑)。またこういうときって腹の立つことが重なるのよね。
それで、ストレス解消のためというほどでもないが、階下の魚の店に美味しいものを食べに行こうということになった。
ビールは少しにして日本酒を飲んでお刺身を食べようと、あれこれと食べては頼みしてけっこう食べた。日本酒は超辛口と大きな文字が入っている奈良のお酒「春鹿」。これが美味しくて飲み過ごしてしまった。家で飲んでいるようなものだから緊張しないのよね。
わたしはお酒に酔うということは滅多にない。お酒に強いわけでなく、あんまり飲まないからである。また緊張症でもあるので、少し飲み過ごしたかなというときでも、顔は赤くなるけど普通にしていられる。そして気分がよくなり人見知りがとれて、アタマの回転が速くなりおしゃべりになる。それでも酔っているという気はしない。いい気分だなという感じ。
今日は気持ちよく飲んで酔っぱらった。店を出たらよろっとして止めてあった自転車につかまった。おいおいどうなったんや。ふらふらとエレベーターで上がったらわが家である。水を飲んでそのまま倒れて寝てしまった。2時間ぐっすりと眠ったら気持ちがよくなり、起きて置いてあった夜食を食べて元気いっぱい。日記をこことミクシィに書いて本を読むことにする。ストレスはかなり解消(笑)。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、素麺、茹でとうもろこし、ジャスミンティ、コーヒー。
晩:ビール、日本酒、お刺身(うに、シマアジ、タコ、はも湯びき)、焼き魚(カンパチかま)、天ぷら(あなご)、ポテトサラダ、稲庭うどん、お茶。
夜食:豆入りパン、紅茶。

2005.8.26


マイクル・コリンズが亡くなったと聞いて

マイクル・コリンズ(本名デニス・リンズ 1924年生まれ)が亡くなったことを、ミクシィのコミュニティ「マルタの鷹協会」のサイバーガムシューさんの書き込みで知った。最近は翻訳も出てなくてまったく読んでなかったが、とても好きな作家の一人なのだ。押し入れのミステリ箱から出て来た本を、読み返したら時間が経つのを忘れてしまう。
最初に読んだ本はたしか「恐怖の掟」だった。ニューヨークの私立探偵ダン・フォーチューンが主人公である。片手を若くして事故で失い、貧しいけれども筋を曲げない正義感でがんばる。いま手元にポケミスが7冊と文庫が2冊ある。
前後してマーク・サドラー名義で書かれた作品3冊、こちらもニューヨークの私立探偵ではあるが、まったく違う。事務所はマジソンアベニューの高級ビルにあり、上級パートナーのセイヤーは常に言う。「われわれはビジネスマンなのだ」。だから引き出しに酒瓶は入っていない。妻のモーリンは成功した女優で、これまた高級アパートで暮らしている。仕事への執念はものすごく、モーリンに「男であることを証明するため?」と聞かれている。
もう一つの名前ジョン・クロウで書いた、カリフォルニアの架空の郡、ブエナコスタを舞台にしたものを2冊持っているはずだが、どこへしまったのか出てこなかった。ひどく暗いのだが、どこか好きなので、捨ててないはず。ゆっくりと探そう。
いつになるかわからないが、読み返した本から感想を書いていこう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜、レタス)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、梅酒、冷や奴、ちりめんじゃこ、大根おろし、ご飯(十穀源入り)、かぼちゃの煮付け、キャベツと紫蘇の塩揉み、紀ノ川漬け、焙じ茶。

2005.8.25


新レンコンをどうして食べようか

ポランの野菜カタログに新レンコンがあったので注文したのが今日とどいた。あの美しい蓮の花が咲いた根がこれかと、しばし眺めていた。
さて、どうして食べようか。和風に炊くのも美味しいし、ピーマンといっしょにオリーブオイルで炒めるのも好きだ。でも今日は他の料理をしてみたいなと料理本をめくったが、あまり食欲がわかない。ネットで検索したらずっと後のほうにカンタンで美味そうなのがあった。
レンコンを乱切りして水につけておく。パセリとバジルを多めに刻む。ニンニクをオリーブオイルで炒めて、次にレンコンを炒める。バジルとパセリを入れて少し炒め、塩胡椒で味付け。これだけでおしゃれな料理になった。これがレンコンと思えない洋風な料理でビールとよく合っていた。
トマトを中心に夏野菜のサラダを毎日食べてきたが、少し飽きてきたかな。ちょっと素材を変えてみようなと思う今日この頃である。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、にんじん)、田舎パン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、レンコン炒め、激辛カレー(豚肉ミンチ、たまねぎ、エリンギ、茄子、トマト)、らっきょ、ジャスミンティ。梨。

2005.8.24


今夜は涼しい

夕焼けの空が異様に赤かった。そのまま上空を見ると赤く染まった雲が何筋もあった。美しいけど怖いような。すでに台風の影響が出ているのだろうか。
少し涼しかったので、今日の晩ご飯は湯豆腐にした。熱い豆腐が胃の中に入っていく感触がなつかしいような。
今月10日に伊藤若冲の切手のことを書いたのを読んで、若冲ファンの知り合いから便りがあった。切手になっている「大鶏雌雄図」の絵が入っている画集を持っているので、見たかったらおいでとのこと。本のタイトルは『アートコレクション 目をみはる伊藤若冲の「動物採絵」』(狩野博幸著 小学館 1995円)だそうだ。切手も同封してくださったが、若冲だけでなくて花の切手もあった。切手はいくらでも使うからありがたい。
昼は少し涼しかったが、夜になってからはうんと涼しくなった。窓を全開のわが家だがさっき半分閉めた。今夜はよく眠れるだろう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール+豆乳、サラダ(炒めた茄子、トマト、胡瓜、レタス)、蜂蜜、紅茶。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ビール、サラダ(さつまいも、たまねぎ、レーズン)、湯豆腐(豆腐、春雨)、ほうれん草のおひたし+ちりめんじゃこ、紀ノ川漬け、煎茶。

2005.8.23


ライア・マテラ「殺人はラディカルに」

先月読んだライア・マテラ「殺人はロー・スクールで」に続く第2作「殺人はラディカルに」は、主人公ウィラ・ジャンソンがサンフランシスコの弁護士事務所に就職して新米弁護士として月並みな仕事(離婚、家主と間借人のいざこざ、酔っぱらい運転の弁護など)に励んでいるところからはじまる。所長のジュリアンが世に知られるようになったのは、ミシシッピー州の公立学校の人種差別を撤廃させる訴訟だったせいで、リベラルな弁護士事務所として知られている。が内情はそうでもない。
銀製のワインクーラーが使われている高級レストランで事務所のメンバーたちと食事中、ジュリアンがドクニンジン中毒で倒れる。ムースのつけあわせの果物や花の形に切ったのを食べたせいだ。彼がいつも食べる癖を知っている人間の仕業だ。
前回も出てきたスルジェラート警部補は、今回も君が容疑者になっていると告げる。なんとジュリアンの遺言書には豪壮な家の相続人をウィラの母に譲ると明記してあったのだ。彼と母の付き合いは25年にわたるが、それくらいの付き合いの人は他にもいるのになぜ母なのか。
ウィラの両親はこれ以上ないというようなラディカリストで、原水爆禁止大会で出会い、放浪生活ののちサンフランシスコに落ち着き、平和部隊に加わりという活動を現在も続けている。ウィラは両親の影響をまともに受けて育った。
1988年の作品なのだけれど、ウィラの両親の言動から1960年から70年代のことが透けて見える。当時のアメリカの良心を代表してきて、いまもそうしようと思っている人間にはとても酷な様相になった時代をウィラは見つめて生きている。
ウィラは30代半ばの小柄で金髪の女性。一人暮らしで部屋を片付けるのが苦手だ。得意はやっぱり!へらず口である。(創元推理文庫 430円)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(キャベツ、トマト)、バケット、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:ビール、伏見唐辛子の焼いたん、サラダ(いんげん、たまねぎ、にんじん)、ご飯(発芽玄米入り)、ちりめんじゃこ、冷や奴、塩昆布+茗荷、ぶどう豆、焙じ番茶。

2005.8.22


マルグリット・デュラス監督・原作・脚本「インディア・ソング」(1974)

4月21日にフランソワ・トリュフォー監督の「夜霧の恋人たち」の感想を書いた。主人公が惚れ込む大人の女性デルフィーヌ・セイリグがすごく美しく描かれていて、他になにかないかと探したんだった。そしたら「インディア・ソング」があってDVDが5月までの短期発売とある。あわてて買ったんだけど、なんか深刻そうでなかなか見る気にならなかった。買って安心してしまったのね。ようやく今夜見たんだけど、やっぱり深刻な映画だった。
原作は「ラホールの副領事」なんだろうと思うが、これを読んだのはもう何十年も前のことで、題名以外は全然覚えていない。デュラスの本をまとめて読んだときで、好きな「タルキニアの子馬」「破壊しに、と彼女は言う」「モデラート・カンタービレ」などは何度も読んでよく覚えているんだけど。持っているはずなので再読しよう。
1937年のカルカッタ、アンヌ・マリー(デルフィーヌ・セイリグ)はフランス大使夫人で、数人の男たちをはべらせて女神のような存在である。長い脚の美しい男たちは彼女を中心に毎日をけだるく流刑地にいるように暮らしている。そこへ元ラホール副領事が左遷されてやってくる。彼は鏡の中の自身を撃ち、また外に向かって発砲したのだ。彼は彼女に一目惚れし、パーティの後に彼女の許に残りたいと叫ぶ。叫びは止まずいつまでも続く。翌日、彼女は取り巻きを引き連れて島のホテルへ行く。そこに彼も来ていた。
120分全体が倦怠感にあふれていて、デルフィーヌ・セイリグも美形の男たちも緩慢な動きがなんともいい感じである。植民地で生活するヨーロッパ人の、そこにいるだけで罪である存在を、退廃的な男女を通じて表現している。夜の赤いドレス、昼の白いワンピース姿のデルフィーヌ・セイリグの美しいことったらない。そしてそうするしかない結末に向かう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(コールスロー、胡瓜、レタス)、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ご飯(十穀源入り)、サバのみりん干し、冷や奴、揚げと水菜の炊いたん、柴漬け、ぶどう豆、煎茶。いちじく。

2005.8.21


昼寝の快楽

朝からばたばたと残りの作業をしてようやく8月の会報を送った。会員の娘さん2人のイラストが楽しいし、表紙のサラ・パレツキーさんの写真もコピーだから鮮明というわけにはいかないが、けっこうきれいに出てファンクラブらしい。シカゴだより、映画メモがあるのだが、これにもひとつミステリーの紹介があればいいのにと思う。
その後「モンテ・クリスト伯」6冊目を持って横になったら、ころっと1時間眠ってしまった。5時過ぎお米を研がなきゃと起き上がって、ついでに寒天もつくって冷やすようにしてから、また横になったがもう眠れずに読書が進んだ。エデが議会に行って証言するところだ。これからがクライマックスにまっしぐらだ。
晩ご飯を食べたらまた眠くなって30分眠った。冷たい風が入ってきて心地よい眠り。夕刊の天気予報を見たら明日の午後は雨になるらしいので、それまでに乾くようにとあわてて洗濯した。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、激辛カレー(豚肉ミンチ、にんにく、たまねぎ、茄子、トマト)、コールスロー、シリアルパン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ビール、茹でレタス辛子マヨネーズ、冷や奴、ご飯、みそ汁(わかめ、茗荷)、カマスの干物、大根おろし、水茄子の糠漬け、ぶどう豆、焙じ番茶。いちじく。

2005.8.20


暑い以外に言うことなし

残暑というのは猛暑より暑いような気がする。もうええかげんにしてくれという感じ。今日もまた暑かった。天気予報によると明日はもっと暑いらしい。もういらんわ。
とは言え、今年は例年より元気に過ごしている。去年は氷を入れた冷たい水を飲んだのが間違いだった。秋口になってすごく疲れていた。製氷皿の水ををしょっちゅう入れ替えしてたけど、今年は常温の水を飲んでいる。氷を使ったのは素麺の器に入れたくらいだ。慣れたらこれで平気なのだ。炊きたてのご飯と熱いみそ汁が食べられなくて、素麺や冷麺を食べるという投書が新聞によくあるが、うちはそんなこと全然なし。汗をかいて熱いスープその他熱いものを食べている。
さっき水を汲みに行った相方がしみじみ言った。「2カ月でこの3.8リットルのボトル1本分痩せたんやなぁ」と。持ったらほんとに重い。わたしはちょっと痩せ方が少なくて2/3本分くらいかな。反対にこの重さをいつも持ち歩いていたのだからヒザにも負担がかかるはずだ。気がついたのが遅かったけど、気がつかないよりまし。食べ過ぎに気をつけよう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール+豆乳、サラダ(水菜、マッシュルーム、トマト)、バケット、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ビール、ゴーヤーチャンプルー、サラダ(茄子、トマト、ハーブいろいろ)、ご飯、えぼ鯛開き、水茄子糠漬け、煎茶。西瓜。

2005.8.19


掲示板を置いておいてよかった

いろいろとあって閉鎖すると言っていた掲示板だけど置いといてよかった。今日はマイクル・コナリーのファンのかたが書き込んでくださった。わたしはマイクル・コナリーのファンと言いながら、エエカゲンであることを暴露してしまったけれど、読ませてもらってとても勉強になった。しかもミクシィのマイクル・コナリーコミュニティに入っているにもかかわらず、最近は読んでなくて「暗く聖なる夜」(Lost Light)が9月15日発売ということも把握してなかった。さっき読んであわててお昼に書いたぶんの訂正をした。今日の書き込みがなかったら知らないままですんでいただろう。掲示板を置いておいてほんまによかった。HALさん、ありがとうございます。

今日は長いこと抱えていた仕事を納品したのでちょっと息抜きをした。梅田へ出てヨドバシで相方が新しくしたケータイ用のメモリーやらなにやら買い、わたしはジュンク堂で海野弘「ホモセクシャルの世界史」を買った。その後はシャーロックホームズでギネスを飲みながら、お互いに買ったものの点検で忙しいこと(笑)。
四ツ橋まで地下鉄で帰って歩いていると新町南公園で盆踊りをやっていた。ものすごい人にびっくり。この辺はマンションがいっぱい建ったので人口が増えたのだろう。えらい活気だ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(じゃがいも)、アジの干物、焼き茄子、たくわん、焙じ番茶。コーヒー。
晩:ギネス、サンドイッチ、タイ風カレー、コーヒー。西瓜。

2005.8.18


水上瀧太郎「大阪の宿」

この本は小6のときに読んだものを再読したいと思っていたところ、講談社文芸文庫の目録を偶然見て最近出版されたのを知った。登場人物の芸者お葉、あだ名が蟒(ウワバミ)というのををいまだに思い出すほど印象に残っている。家にあったのは明治大正文学全集であったと思う。大阪大空襲で家を焼かれて避難先に落ち着いたときに、父親が古本屋で焼け残りの本を買ってきた中の1冊だったと思う。活字に飢えていたようで、いろんなジャンルの本があった。わたしにとってはお陰さまでいまの雑学の素になっているような。その中でいちばん印象に残っている本である。谷崎潤一郎の「痴人の愛」ほど強烈ではなかったが。
で、読んだのだけれど、もう1冊、「大阪の宿」の前に「大阪」というのがあるのがわかった。「大阪の宿」の中で「贅六」という本を書いたと出ているのが「大阪」らしい。東京人が見た大阪ということのようだ。辞書を引いたら【贅六(ぜいろく・ぜえろく)=人を罵る言葉。江戸時代、江戸の者が関西の人を嘲って言った呼び方。】とあった。語源もあるので興味のあるかたは調べてみてください。
その「大阪」のほうに作家志望の若者が持ってきた小説原稿のタイトルが「ある泥濘に生きる人々」というのであった。しょうもないことを覚えているなぁ。そうそう、主人公は作家が副業で昼間は保険会社勤務のサラリーマンである。
ええっと「大阪」だけど、主人公の三田は東京から転勤で大阪に来る。天満の下宿屋がよくなくて代わりを探しているとき、飲み屋でカントダキを食べていると、酔っぱらったおっさんが「下宿は酸月」がよいと言う。酸月は土佐堀(いまのYMCAのあたり)の旅館で、おっさんはそこの親戚で居候だった。三田はそこに一室を借りて歩いて通勤することになる。ホテル住まいと同じですべての世話を女中たちがしてくれるが、彼女らのおしゃべりや、同宿人の女癖の悪いのに悩まされる。それから1年半にわたる大阪生活の話で、東京できちんと育った青年が大阪の庶民のオナゴたちに翻弄されるさまがおもしろい。芸者蟒(ウワバミ)もちゃんと出てきて、ウワバミのごとくコップ酒を深夜にいたるまで飲むのである。元女中が新しく働いているところが御霊神社の裏というのだから、西区住民としてはうれしい話だ。そこで旅館の人たちやウワバミとお別れの飲み会をして、三田が一席ぶつところにほろっとした。(講談社文芸文庫 1200円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜(たまねぎ、ピーマン、エリンギ、茄子、トマト)のスパゲッティ、サラダ(トマト、レタス)、コーヒー。
晩:寒天+豆乳、ビール、イカの生干し、サラダ(水菜、トマト、マッシュルーム)、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(かぼちゃ)、冷や奴、キャベツと胡瓜と紫蘇の塩揉み、塩昆布+茗荷、煎茶。

2005.8.17


今日もうまい晩めし

姪が静岡の実家に帰ったらしく、魚の干物をクール宅急便で送ってくれた。箱を開けたらカレイ、イカ、カマス、えぼ鯛、アジの干物とサンマ、サバのみりん干しが入っていた。最近は外食以外はチリメンジャコとイワシくらいしか魚を食べないことにしている。でもこうして送ってくれるのは大歓迎。
だから、今日の晩ご飯のメインは子持ちカレイの干物の焼いたんである。サラダはさつまいもの美味しいのが手に入ったので、先日買った野菜の本「ベジフルキッチン」に出ていたさつまいもの料理〈スイートポテトサラダ〉をしてみた。さつまいもを輪切り(または半月切り)にして水につけてから茹でる。たまねぎをみじん切りしたのと、レーズン少々とマヨネーズと塩胡椒で味付けする。カンタンで美味しい。
一昨日大丸で買った豪華な舞茸は1/4を昨日みそ汁に入れたらおいしかったが、今日はオリーブオイルで炒め、塩胡椒にバターを少し入れてみた。ビールにぴったり。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、サラダ(キャベツ、トマトのカレー風味)、田舎パン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、子持ちカレイの干物を焼いたん、スイートポテトサラダ、舞茸炒め、ご飯(十穀源入り)、冷や奴、納豆、柴漬け、焙じ番茶。

2005.8.16


あきれたかみしも茶の袴

会報作りの時期がお盆休みと重なるので、コピー用紙をアスクルに注文して、トナーが切れたらたいへんとゼロックスに早めに頼んで、備えはできたのだけれど、今度はこっちの体が空かない。1日は姉の家へ行き、一晩はライブに行き、あとは家事と仕事と眠気である。本だってそんなに読んでいない。いつもは15日に送れるのだけれど今月はまだ半分しかできていない。
昨日は女子マラソンを見てたし、今夜はNHKの討論番組を見てしまったし、その上、途中でテレビドラマも見た。
そうそう、そのドラマで深津絵里がなんかコトワザみたいなことを言ったら、相手の男の子が、若い人に話すときは〈死語〉は使わないほうがよいと言っていた。わたしもコトワザを言うのが習慣のようになっていてすぐに使う。先日は2日連続で雷があった日に〈雷三日〉と言って、若い人に「そう言うんですか」と聞かれた。翌日も雷が鳴ってほしかったが、鳴らなかったのが口惜しい。おばあちゃんがよく言ってた言葉は〈あきれたかみしも茶の袴〉で、独特の甲州弁の抑揚で言うのを真似しているうちに、自分のものにしてしまった(笑)。これはコトワザと言うより言葉遊びかな。
会報は明日からがんばることにしよう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、ひよこ豆入りカレーズープ、コールスロー+胡瓜、田舎パン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、焼きエリンギ黒ごま風味、冷や奴、海藻サラダ+胡瓜、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(舞茸)、かぼちゃの煮付け、かなぎちりめん、昆布+茗荷、焙じ番茶、夕霧最中。

2005.8.15


お盆らしく過ごした一日

別にお盆休みと決めたわけではないが、窓から聞こえるいつものうるさい車の音がないぶん、のんびりした気分である。お昼前に家を出て大丸で買い物して長姉の家に行った。高齢なのでご馳走をつくるのがおっくう、食べる物は出来合いを買ってきてくれということで、焼き鳥やサラダなどを買う。お土産のほうは近所の廣井堂で菓子折りを昨日買っておいた。
早死にした二番目の姉の子が夫婦と2人の子どもと来て大賑わい。子どもと言っても大学生と高校生である。姪といっても45歳だって。高校を出て就職して英文タイピストになり、いまはパソコンを駆使して第一線で働いている。フルタイムで働き2人の子育てをしてきた。もう50歳になろうというダンナが〈あっちゃん〉と呼ぶのがおかしい。しゃべりながらで今日は食べ過ぎ。
帰りにまた大丸に寄って、紅茶(キーマン)、キノコ、パン(ポールの田舎パン)など買って帰った。
夜は女子マラソンを見た。最初から最後までちゃんと見ていた。ラドクリフがすごかった。弘山さんの走りに感動。

今日の献立
朝:水。
昼:ビール、日本酒、冷しゃぶ、焼き鳥、温野菜(アスパラ、いんげん)、サラダいろいろ、椎茸うま煮、昆布巻き(鮎入り)、素麺、煎茶、夕霧最中、煎餅。
晩:寒天+メープルシロップ、ざるそば、煎茶、いちじく。クッキー、紅茶。

2005.8.14


やっぱりライブはいいな maneaterの夜

Busman's holiday(ふだんの仕事と同じようなことをして過ごす休日)って言葉のことを昨日書いたけど、うちはお盆休み一日だけ姉の家に行くだけで他になんの予定もなく、Busman's holidayなのである。今日も一日中ばたばたしたが、晩ご飯の後でnu thingのライブ「A life」に行った。お目当てはmaneaterってバンド。わたしはまだ聴いたことがないのだが、元気がよくてわたし好みなんだそうだ。
その前の演奏やスライドショーにも期待していたのだけれど、もひとつでつい居眠りしてしまった。大音響の中でよく眠れるもんだ(笑)。
いよいよ演奏がはじまった。客の集中のしかたでmaneaterはとても人気があるのがわかる。わたしもノリました。期待を裏切らない演奏で満足。前回はもっとよかったそうだけど、今日しか聴いていないわたしはこれで満足だ。リーダーが白いだらっとした服を着て帽子をかぶったところはサンラみたいでおもしろかった。ユーモアがあり色気があり景気の良い、わたし好みの演奏やったなぁ。
ぶらぶら歩いて帰ると風が冷たくて蒸し暑さの中に秋を感じた。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、ラタトゥユ、ベーグルサンド(トリ胸肉の蒸し煮、キャベツ)、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:ご飯(十穀源入り)、ごま豆腐、水茄子糠漬け、かなぎちりめん、細切り昆布+茗荷、納豆、煎茶。
夜食:寒天+豆乳+黒蜜、いちじく。

2005.8.13


ドロシー・L・セイヤーズ「忙しい蜜月旅行」新訳

10日ぶりに整骨院の帰り梅田を通った。阪急電車がホームに入ると目に入ってきたのは、高い所からいっぱい下がっているiPodの広告である。以前「スターウォーズ」の広告がきらきらしているときも驚いたがiPodでも驚いた。改札を出て紀伊国屋書店の前の広場もiPod一色なんでまた驚いた。
紀伊国屋書店の前に「NANA」13巻が山積みされていたので、それを持って中に入り文庫本を見たら、ほしいのがあった。前から再読したかった水上瀧太郎「大阪の宿」(講談社文芸文庫)と松下祥子さんによって新しく訳されたドロシー・L・セイヤーズ「忙しい蜜月旅行」(ハヤカワ文庫)。
三番街の成城石井で買い物してから、地下鉄で「忙しい蜜月旅行」を拾い読みしてたんだけど、この本も何十回も読んだ中の1冊なのだ。どこを開いても旧知という感じで楽しい。
巻末の横井司さんの解説を読んで、ひとつ知らなかったことがわかった。この本の原題「Busman's Honeymoon」の意味なんだけど、「ふだんの仕事と同じようなことをして過ごす休日」という意味の「Busman's holiday」をもじったものだそうだ。名探偵は休日もハネムーンもないということなんだって。名探偵ではなくてもわたしもそうなのでうれしくなった。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、マッシュルーム、トマト、ブロッコリーの芽)、ライ麦パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:にんじんジュース入り寒天、ビール、枝豆、コールスロー、ご飯(十穀源入り)、とろろ昆布汁、冷や奴、ちりめんじゃこ、たくわん、金時豆甘煮、煎茶。西瓜。

2005.8.12


夏の花 夾竹桃

だいぶん前のことだが、天六に用事があって行ったときの帰り、地下鉄の階段を降りて、すぐに入ってきた電車にさっさと乗った。ドアの側に立っていたのだが、突然電車が地下から地上に上がった。淀川の上を走っているのだからびっくりだ。天下茶屋行きに乗ったつもりで北千里行きに乗ってしまったのだ。止まった駅は柴島(くにじま)。ひなびた感じの駅で降りて、反対方面の電車に乗り直した。帰りは一駅間だけど外の景色を楽しんだが、あのときはほんとにびっくりした。
その柴島を整骨院に行くのに毎日通過している。電車が地上に上がると本を読むのをやめて外を眺める。淀川を越えると柴島浄水場の広い敷地の横になる。鉄道に沿って咲き誇っているのがピンクの夾竹桃だ。夾竹桃を見ると、ああ夏真っ盛りだなぁと思う。太陽に負けていない。
港区のプールに行っていたときは、バス停から歩いてプールに行くまでに夾竹桃の咲いているところを通った。あれもまた真夏の風景だった。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、豆乳、じゃがいもカレー入りパン、クリームパン、紅茶。
晩:にんじんジュース入り寒天、ビール、サラダ(キャベツ、トマト、カレー風味)、冷や奴、ご飯(発芽玄米入り)、茄子のごま油炒め、かなぎちりめん、しらす+大根おろし、柴漬け、焙じ番茶。西瓜。

2005.8.11


伊藤若冲の切手

ミクシィの中をうろうろしていたら若冲のコミュニティにぶつかった。書き込みの一つに若冲の切手についてがあり、4月20日発行の切手趣味週間の切手が若冲だとわかった。えーっ、なんでやー、たいてい切手趣味週間の切手は買っている。当日ではなくともまだ切手がある間には郵便局に行っているのに、なんでや。それだけ郵便局に行くことが減っているのかもしれない。
そうなると若冲ファンとしては、欲しい! 勝手な考えで買っていそうな人を思い浮かべた。横浜市のIさんはいつもきれいな記念切手のお手紙をくださる。絶対持ってはるはずと、メールで1枚ちょうだいと頼んだ。そしたらこれは買ってないとのこと、でも、郵便局を気にしておくと返事をくれたので、がっかりしたけど、希望も持った。数日後に手紙がとどいたときは、やったっーって感じ。中身はやっぱり若冲の切手1シートだった。本局に行ったらあったんだって。金地にニワトリが2羽(1羽はド派手、1羽は真っ黒)描いてある。タイトルに大鶏雌雄図(部分)とある。
1枚は切手帳にしまって、あとは大切な手紙に使おう。シカゴへの会報送りにも使おう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜、レタス、ブロッコリーの芽)、バケット、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、サラダ(水菜、ブラウンマッシュルーム、トマト)、冷や奴、かなぎちりめん、茹でとうもろこし、オートミール+豆乳、紅茶。

2005.8.10


野菜のソムリエ「ベジフルキッチン」で野菜の勉強

クリスタ長堀の丸善でなんとなく料理の本を見ていたら平積みしてあった本書を見つけた。今年の7月に出たばかりの、とてもレイアウトの美しい本だ。日本ベジタブル&フルーツマイスター協会発行で、ごく普通の野菜と果物の「栄養と保存と調理の智慧」という内容である。
春夏と秋冬に別れていて、春の一番は「キャベツ」。キャベツのおおよその説明があって〈栄養のこと〉では主な成分など。〈種類〉ではいろんな種類の解説。〈保存のポイント〉は冷蔵庫に入れるときの注意など。そして〈調理の基本〉では「生」「煮る」「ゆでる」「炒める」「蒸す」となっている。最後にできた料理「サーモンポテトのロールキャベツ」「春キャベツのグレープフルーツサラダ」のおいしそうな写真がある。
ひとつの野菜を2〜6ページにおさめているのでたいそうでなく、さらっと眺めるだけでもよ本である。さっそくやってみたい料理は「サヤインゲンのバジルソース和え」「パセリとオオバのパスタ」「スイートポテトサラダ」。(幻冬社 1600円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、釜揚げうどん(葛うどん、出汁、梅干し、生姜、茗荷、ネギ)、柴漬け、煎茶、豆大福)。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ビール、枝豆、冷や奴、甘長唐辛子の焼いたん、山芋短冊、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(さつまいも)、ちりめんじゃこ、大根おろし、たくわん、焙じ番茶。

2005.8.9


アイルランドの歌

80年代のいつごろからかニューウェーブと言われていた音楽を聴かなくなった。聴いていた期間は短かったけれど強烈だったので、それから音楽を聴いていなかったような気がしていたが、実はそんなことはなかったのだ。クラシック(主にマリア・カラスのオペラ)とアイルランドの歌があった。そうそう、U2はたくさん聴いたっけ。
ケン・ブルーウンのジャック・テイラーもの「酔いどれに悪人なし」でメアリ・ブラックの名前を見たと思ったら、「酔いどれ故郷にかえる」ではメリー・コクランが語った言葉の引用があった。【「ブルースを歌うのには意味があります。鬱(ブルース)を感じていると死にたくなるんです」】。シンニード・オコーナーの名前も見た。
あー、そうだったとCDを探した。長いこと聴いていない。妖精っぽいメアリ・ブラック「ノ−・フロンティア」、成熟した大人の女性という感じのメリー・コクラン「うつろな予感」はものすごくよく聴いていた。
残念ながらジャックが愛聴してきたというヴァン・モリソンは全然知らない。アルバム「アストラル・ウィークス」の特にタイトル曲がいいんだって。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ネクタリン、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜、レタス)、トースト、イチゴジャム、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ビール、枝豆、冷や奴、ご飯(発芽玄米入り)、桜えびと小松菜の炊いたん、ちりめんじゃこ、キャベツと紫蘇の塩揉み、納豆、たくわん、焙じ番茶。

2005.8.8


コルカノンをつくってみた

昨日の献立に〈コルカノン(じゃがいも、キャベツ)〉と書いたら、それはなんじゃという質問がきたのでお答えします。もともとはアイルランド料理らしいです。
図書館で野菜料理の本がないかと眺めていたら「ロンドンのパブ」というのがあったので、どっかりと座ってメモをとることにした。パブの外観と店の中と料理の写真がたくさんある本で、料理の作り方が簡単なのだ。ポテトサラダの一種やひと味違ったコールスロー、にんじんのレモン煮もうまそう。胡瓜のいっぷう変わったサラダはキュウカンバサラダというのだそうだ。
バーカウンターの大きな写真の横にあったのがコルカノンである。コルカノンという名前は知っていたが、どういうものか全然知らなかった。コールスローがオランダ語でキャベツサラダというのだと書いてあるので、コルはきっとキャベツだろうと思った。じゃカノンとはじゃがいも?
作り方はとてもカンタン、じゃがいもを皮ごと茹でて、途中でキャベツも入れて茹でる。茹で上がったじゃがいもの皮をむいてマッシュし、水気を切ったキャベツも刻んで入れる。ワケギのみじん切りも入れる。バターと温めた牛乳を加え、塩胡椒してできあがり。わたしは牛乳がないので豆乳を入れた。バターが残っていたので使ったがこれで味が整ったのかな。ほんまは肉料理の付け合わせにするらしいが、豆乳をたくさん入れてスープ仕立てにした。丸元淑生さんの〈じゃがいもとキャベツとスープ〉に似ている。丸元さんのほうがバターを使わないからヘルシーだが、コルカノンという名前の響きがいいのでまたつくりたい。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、ポテトサラダ+胡瓜、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ビール、冷や奴、ツルムラサキのおひたし、椎茸うま煮、ご飯、みそ汁(揚げ、小松菜)、ちりめんじゃこ、大根おろし、柴漬け、焙じ番茶。

2005.8.7


気分はバカンス

夏になると休みをとったこともないくせに夏休み気分になる。夏祭りから花火大会とお盆休みまで続く夏の行事のせいかもしれない。夕立ちもそういう気分をかきたててくれているかな。なんか暑くてやりきれない反面うきうきしてしまうところがある。
夕立がやんだので近所に買い物に出た。花屋スポタネさんでちょっとだべり、雑貨店アロハドライブでオランダの文房具とイギリスの皿を買った。普段使いのサインペンも糊もなんでこんなにオシャレなのかと思う。先日買った赤白だんだらの木綿の紐も気に入って使っている。
その続きで食事の支度をやめて晩ご飯を外に食べに行くことにした。外と言っても階下だが。はるか北の方向から淀川花火大会の音が聞こえる。去年は松島橋まで行ってビルの上に光る花火を見たが、今年は見んでもええわって気分である。
1階のお魚の店はよく繁昌していた。すっかりこの場所に定着した感じ。お刺身をいろいろと食べてお酒を飲んで上機嫌。さっきまで生きていたというタコのおいしかったこと! 美味いものがきちんとした価格で提供されたら、大阪人はちゃんと食べに行くんだということを証明している店だと思う。
帰って素麺を食べる予定だったが、すっかりできあがってしまった相方が次はアブサンに行こうと言うので、予定変更し長堀通の遊歩道を歩いて堀江へ行った。
この前飲んだよりちょっときつめらしいのを頼んで、色も違うしどういうのかと聞いたら、これはチェコのだと瓶を見せてくれた。緑色で円形のしゃれた瓶である。一口だけ飲ませてもらったが、うーん、すごいー、とうなってしまった。わたしはギネスにして1皿のスパゲッティを分けて食べた。久しぶりに外で食べるスパゲッティはうまかった。
昨日は異常な暑さだったが、激しい夕立のお陰で夜は涼しくなった。今日も続いて夕立があり涼しい夜になった。長堀遊歩道ではいろんな虫が鳴いていた。帰りにアカマンマ、メヒシバ、スギナを摘んで帰り、スポタネさんで買った小瓶に挿したらいい感じ。

今日の献立
朝:水。
昼;バナナ、ヨーグルト、コルカノン(じゃがいも、キャベツ)、サラダ(トマト、水菜、たまねぎ+ポテトサラダ)、田舎パン、ショコラパン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
おやつ:寒天+豆乳+黒蜜。
夕方:ビール、日本酒、たたき(かつお、あじ)、お刺身(たこ、つぶ貝)、さつあまげ、万願寺唐辛子。
晩:アブサン、ギネス、いんげんのスパゲッティ。

2005.8.6


ケン・ブルーウン「酔いどれ故郷にかえる」

前作「酔いどれに悪人なし」の最後で、アイルランドのゴールウェイを出てロンドンに行ってしまったジャック・テイラーが革のコートとコカイン常習癖を持って故郷に戻ってきた。
戻ってきて最初に行ったのはジェフの経営するパブだ。ジェフはヘヴィメタル・バンドのメンバーで歌詞を書いていた。そして、たまにジャックの手伝いをしていたパンク娘のキャシーといっしょになっている。カウンターの向こうで「おかえり」とジェフが言い、キャシーが泊まる部屋を用意したと言う。シャワーを浴びてコカインをやり、服を着替えてマルボロに火をつける。【おれとベティ・デイヴィスは、相も変わらず吸っている。】
バーへ戻るとがっしりした男が入ってきて「ちょっと話せるか」と言い、スイーパーと名乗る。もしくはティンカー(アイルランドの漂泊民のこと、いわゆるジプシー)だと言い、この半年間に4人のティンカーが殺されたと言う。そして警察はティンカー同士の殺しあいとしてなにもしちゃくれん、あんたなら突き止められると言い、家を提供する。
その家に移ったとたん、警察がジャックを連行する。元同僚のクランシー警視が呼び出したのだ。そしてあの連中とかかわるなと警告する。しかし、またティンカーが殺された。直後にジャックは襲われて殴られ鼻の骨を折られ歯を折られる。
こんな具合に物語ははじまる。もうジャック・テイラーはよれよれである。ロンドンでジャックは行き当たりばったりの読書を系統だてたくてロンドン大学の夜間講座に行っていた。そこで知り合ったキキがゴールウェイにやってくる。しかし、せっかく来たもののあまりのジャックの様子にロンドンにもどってしまう。ベッドの上にはお土産のバリーのブーツが置いてあった。
このあと若い娘に惚れ込まれるのだが、よれよれなのにすごくモテるのだ。
いっぱいしゃべりたいことがあるんだけど、暑いし眠いし、また今度。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜、レタス、炒めた茄子、バジル)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+メイプルシロップ、麻婆豆腐丼(黒豚ミンチ、男前豆腐)、もやしごま和え、胡瓜もみ(胡瓜、わかめ、茗荷、糸寒天)、焙じ番茶。※麻婆豆腐のリクエストがあったので久しぶりに豚肉を食べた。たまに食べるのだからちょっとゼイタクな素材を使った。

2005.8.5


あまりにも暑いのでアタマが働かない

今日は特に暑い。夕方まで風が通っていたのでよかったが、いまはぴったりと止まってしまった。大阪の夏の後半の暑さになってきたのか、台風のせいなのか。今日思い出して風鈴を吊ったのだが、風がないのだからチリンともいわない。背中と腋にアセモができて痒い。体調は悪くないけど、ちょっと暑すぎじゃないかい。
さっきニュースを見ていたら阪神の藤川投手と久保田投手の高校時代をやった。これは二人の活躍で今日は勝ったなと思ったら、そのあと今日の勝利のニュースになった。今年はあんまり野球に興味が持てないのだが、この二人が頑張っているとうれしい。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(キャベツとトマトのカレー風味)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、泡盛、おくらの煮浸し、冷や奴、椎茸のうま煮、ご飯、みそ汁(茄子、茗荷、素麺)、ちりめん山椒(瓶詰め)、柴漬け、納豆、焙じ番茶、ビスケット。

2005.8.4


夏の楽しみ「モンテ・クリスト伯」

「モンテ・クリスト伯」をはじめて読んだのは小6の大晦日だった。きょうだい並んで布団を並べていたから、いつもは早く電気を消されてしまうが、大晦日はいつまでも読んでいられた。さすが夜明かしはしなかったが、2時ごろまでは読んでいた覚えがある。
それから何十回読んだことだろう。いま持っているのは岩波文庫で、山内義男訳、1985年第34刷。黄ばんで汚い文庫を開くと血湧き肉踊る物語に我を忘れて読み入ってしまう。全册とおして読もうと思ったときは1冊目から読むが、たいていはエドモン・ダンテスが脱獄する2冊目から読む。宝物を発見してからモレル家を助けるところまでが一回目の楽しみ。山賊ルイジ・ヴァンパとテレサのくだりも好きだ。
そのあとは、パリに行ってメルセデスと会うところ。大邸宅の温室で果物を勧められて断るところがいいな。緊迫したシーンが目に見えるようだ。
はじめて読んだのは冬だったが、その後は読みたくなるのは夏のような気がする。いまは1冊目を読み終ったところなので、まだまだ楽しめる。

今日の献立
朝:水。
昼:ネクタリン、ヨーグルト、素麺(椎茸甘煮、生姜、茗荷、梅干し)、さつまいものレモン煮、ジャムトースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、ゴーヤーチャンプルー、サラダ(水菜、トマト、たまねぎ、ブロッコリーの芽)、ご飯、ちりめんじゃこ、大根おろし、さつまいものレモン煮、水茄子の糠漬け、納豆、焙じ番茶。

2005.8.3


赤ちゃん降り

整骨院でヒザの具合を聞かれたので「階段を普通に降りられるようになったのでうれしいですわ。数年間は一段降りしてましたからね」と答えた。ついでに「赤ちゃん降りやね、と言われてたけど、お陰さまでようやく大人になれました」と言って笑わせてあげた。
VFCの例会の帰りは地下鉄に乗るのに階段を降りるところがある。いつもいっしょにゆっくりと降りてくれたOさん、話の続きをよどみなくしながら歩調を合わせてくれたYさん、そして「赤ちゃん降りやなぁ」と笑ってくれたMさん、「ダンナがケガをしたときもこうやって歩いた」と腕を組んでくれたDさん、みんなさりげなくいたわってくれた。ありがとう、感謝のこころでいっぱいです。
その反対にわたしの神経にさわった人がいた。ヘルパーを職業にしている人である。喫茶店の狭い階段を降りるときに、大きな声で赤ちゃんに言うように「杉谷さん、ゆっくりと降りましょうね」と言いよった。そして本人は素知らぬ顔でさっさと先に降りていってしまった。いつも仕事で老人や病人に言っているので習慣的に出たのだと思うけど、いややったわ。他の人が顔を見るし。
弱みをもって知ったことがたくさんある。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜)+ポテトサラダ、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、目刺し、冷や奴、山芋短冊+海苔、水茄子の糠漬け、ご飯、みそ汁(京都の茗荷)、茄子と干しえびの炊いたん、椎茸のうま煮、煎茶。

2005.8.2


温冷浴をやっている

わたしはもう20年くらい前から腰湯(半身浴)をやっていて、一時は「腰湯普及員やね」と言われたくらいに、腰湯は体にええよと人に勧めてきた。ゆっくりと半身を温めて汗を出すのがいいと信じてきた。1週間前からそれを「温冷浴」に切り替えたら、こっちのほうがすごく良いように思えてきて、今度は「温冷浴普及員」になろうかというくらい入れこんでいる。
6月からミモザさんの勧めに従って1日2食生活に切り替え、甲田光雄さんの「奇跡が起きる半日断食」を読んだ。なるほどである。そして体調がどんどんよくなっていることに気がついた。体重が落ちてヘルスメーターに乗るのが楽しみになった。あとはしつこい温熱ジンマシンが治ればいいなぁというところ。もちろん、ヒザが治るのが最重要だが、これは時間がかかるがそのうち治るはずだ。
そして温冷浴である。これは、水浴(1分)→温浴(1分)→という具合に、水からはじめて水で終わる。水浴5回温浴4回を続けてするのだ。具体的にはお風呂にお湯を入れて、水浴のほうはシャワーにする。わたしは数を数えながら入っている。最初は水が冷たいのでヒザの下にかけるが、だんだん肩からかけられるようになる。効用が7つもあって、高血圧や冷え性によい、疲労がとれるなどだが、記憶力がよくなるというのもあるのでありがたい。
※高齢者や病気の人は、本に注意事項が書いてあるので、読んでからやってください。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜、レタス)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ご飯、みそ汁(揚げ、大根、しめじ)、冷や奴、イワシの煮付け、サラダ(にんじん、レタス、ブロッコリーの芽)、ひじき佃煮と茗荷刻み、梅干し、煎茶、ネクタリン。

2005.8.1

 
写真:すぽたねさんで買った瓶にミントを挿した

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