KUMIKO PAGES/TOP PAGE
KUMIKO/BACKNUMBER


kumikoのほとんど毎日ページ
2005年7月


リンダ・フェアスタイン「誤殺」

毎月新しいニュースを送ってくれるメールマガジン「海外ミステリ通信」の7月号は「元気な女性主人公たちを応援しよう!」と題して、検事補が3人、殺人課刑事、火災捜査官の肩書きのある5人の女性主人公の紹介があった。最近はあまりミステリーを読んでいないので、ちょっと勉強しなきゃと、まずリンダ・フェアスタイン「誤殺」を買ってきた。
最近は姪が熱心なミステリーファンになって、読み終えた本を送ってくれるので、こちらもお返ししようと、これを読んだら送るねと掲示板に書いた。姪のほうは覚えのあるタイトルの本だと思って探したそうで、そしたらちゃんとこの本があったんだって。メールを読んでびっくり(汗)。いやぁ、ほんまに全然覚えてなかった。ここに感想を書いてないということは、書くまでもないと思ったのかな。読んでいて知っているようなストーリーだとは思っていたんだけど(笑)。
検事補アレックス・クーパーはマンハッタン検察庁性犯罪訴追課長という要職にあり、仕事熱心で周りに認められているし、保守的な上司や裁判官たちとやり合って主張を通すのにがんばっている。私生活では裕福な家庭の出身で高級マンションに住み、ニューイングランドの美しい島に別荘を持っている。そして、デザイナーブランドの服に身をつつみ、高級ウィスキーを好み、バレエのレッスンで体型を保っている。料理嫌いでピザ宅配の電話番号が親族の次に書いてある。ピザといっても高級店だが。
恋人もお金持ちだし申し分のない生活のはずが、友だちの女優イザベラに別荘を貸したことから事件の渦中に巻き込まれる。気の合う刑事マイクや隣人の精神科医デイヴィットに助けられて事件はうまい具合に解決するのだが、そこまでがしつこく長い。ハーレクインロマンスみたいな恋人とのつき合いを読んでいると「こりゃなんや」となる。仕事ができることと、私生活をきちんとできることとは別なんだとわかった。
地を這い、池にもぐって調査を進めるヴィクの物語をまた読み返したくなった。(ハヤカワ文庫 940円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、トマト)+ポテトサラダ、バケット、いちごジャム、紅茶、コーヒー。
夕方:ご飯、冷や奴、ひじき佃煮と茗荷刻み、タケノコべっこう煮(瓶詰め)、ちりめんじゃこ、胡瓜とキャベツと紫蘇の塩もみ、焙じ番茶。
晩:ウィスキー、ポテトサラダ、コーヒー。

2005.7.31


なんばパークスから無印良品へ

なんばパークスができて2年くらいは経ったと思う。おもしろそうなところと思っていたが行ったことがなかった。数年前までならすぐに行ってるだろうが、ほんまに最近は出不精である。なんで行ったかというと、米びつを買いたかったんですね。20年くらい前に阪急百貨店のクロワッサンの店で買ったブリキの一斗缶をずっと使い続けてきたのが、本体はサビだらけ蓋はデコボコだらけでもう使いものにならない。近所のスーパーでは代わりが見つからないのでハンズに買いにいこうと思い、荷物持ちを連れて行こうと思ったわけ。
そしたら無印良品で文房具を見たいというので難波へ行こうとなり、ついでになんばパークスを見てこようとなった。いったいどこにあるのかしらと矢印にそって歩いて行っら、迷路のようにエスカレーターを上ったりして行き着いた。なかなか楽しいところであった。雑貨屋さんがたくさんあってうろつくのに退屈しない。座りやすそうな椅子を見つけて今度お金ができたらこようとなった。
歩きすぎて足が重くなり、外にテーブルがあるカフェでビールを飲んで休んだ。外に出ると木がたくさん植えてあって風通しがよくてなかなかよい。
さて、米びつは密閉できるプラスチックの箱が見つかった。一目見て米びつとわかるようなものは買いたくなかったのでよかった。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(アボカド、トマト、たまねぎ)、トースト、フレンチトースト、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
夕方:ビール、ホットドッグ。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ご飯、木耳牛肉(瓶詰め)、ひじきの佃煮と茗荷を合えたん、大根おろし、納豆、焙じ番茶。

2005.7.30


まるで有閑夫人のような一日

朝寝して朝風呂に入りメールとミクシィのチェックと関連サイトの点検をした。それから整骨院に行って冗談を交わしながら肩こりとヒザの治療してもらい、帰ってお昼ご飯を食べて、メールとミクシィのチェックをして美容院へ行った。
ここでも冗談言いながら髪を染めてカットしてもらった。「体重減りはったんと違います?首や肩のへんを見たらわかりますわ」と言われてにんまり。気分も変えて髪型も変えはったらと言う言葉に、「そうやなぁ、太ってると地味にして目立たんようにと思うやん、これからはちょっと目立とうかな」と答えた。それ以上目立ってどうするねんと言う声が聞こえるけど(笑)。
今度来るときはあと1キロ痩せるてるから、そのときこそ変えてもらうということにして、今日は少しだけカットを変えてもらった。ミクシィ仲間のIくんが丁寧にブローしてくれて、真ん中がふわりとなって少し変わったかな。
「レベッカ」でお屋敷の若奥様となったジョーン・フォンテインが、召使いに「前の奥様は午前中は手紙を書いたり新聞を読んだりされておりました」と言われて書斎へ行く。イニシアルの入ったレターセットがいっぱいある。いまならさしずめ机の上にはパソコンがあって、メールチェックするわけだ。だから今日のわたしは有閑夫人。こんな毎日で食っていけたらいいけどな。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール+豆乳、サラダ(キャベツ、トマト)、田舎パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ビール、枝豆、ラタトゥユ、ご飯、冷や奴、焼き紅鮭(瓶詰め)、ちりめんじゃこ、たくわん、焙じ番茶。

2005.7.29


整骨院仲間

週に2回きちんと下新庄の斉藤整骨院に通っている。5月の連休が終わってからだから、そろそろ3カ月になるか。わたしの場合は、ケガをしてから途中でいったん治ったのに、また不注意で悪くしてと10年を超えているのだから、そう簡単には治るはずがない。あわてずに治療と体操と減量を続けていくしかない。
このページをずっと読んでくださっているAさんからメールがあったのは、わたしが整骨院で治ると言ってもらったとを書いたときだった。Aさんのお茶の先生がヒザを悪くして正座できないそうで、紹介してほしいということだった。もちろん紹介させてもらったが、偶然その先生と整骨院で出くわして挨拶した。紹介者とは会ったことがないのにね。その先生がもう一人紹介したと後から聞いた。
一昨日、下新庄駅の改札口で整骨院から帰るところの兄嫁にばったり会った。お互いに症状と治り具合を話し合って別れたのだが、わたしが治療を終えて帰ったあとに、20分違いでAさんが行ったそうだ。そういえば、彼女も足を捻挫したあとが治っていないと言うてはったっけ。そのうち会えるかな。偶然を楽しみに待っていよう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、たまねぎ、バジル)、バケット、蜂蜜、紅茶。
晩:トマトジュース入り寒天、ビール、トリ胸肉の蒸し煮トマトソース、サラダ(水菜、トマト、胡瓜、紫たまねぎ)、田舎パン、リンゴケーキ、コーヒー。

2005.7.28


「酔いどれに悪人なし」とジョイ・ディヴィジョン

ケン・ブルーウンの「酔いどれに悪人なし」は、アイルランドの私立探偵ジャック・テイラーを主人公にしたシリーズ第1作である。わたしはものすごく気に入ってしまったので、たくさん売れてシリーズ全部を翻訳出版されることを願っている。第2作の翻訳が出たというのでまず一安心。
ものすごく暴力的で現代的な作品で、ハードボイルド私立探偵小説もここまできたかと思わせる。まさに新しい突破口を開いたんじゃないかしら。
さて、22日にこの本の感想を書いたのだけれど、まだしゃべりたいことがあった。
本の最初のほうでジャックが床屋に入るところがある。【床屋はおれを“旦那”とは呼ばなかったが、その言葉が周囲に漂っていて、いつでも言える状態だった。】というような床屋でかかっている音楽が、ジョイ・ディヴィジョンの1979年のアルバム「アンノウン・プレジャーズ」。これをわりと好きだと思い、「なかなかいい」と言うと、床屋はボーカルのイアン・カーティスの自殺について話し、髪を切る手をとめてうなだれた。ジャックはそのあと仕事にとりかかる前にレコード店に寄って、知り合いの店員にジョイ・ディヴィジョンのレコードを買いたいと言って「あんたが…?」と笑われる。だが買う。
それだけのことだけど、実はわたしはジョイ・ディヴィジョンの「アンノウン・プレジャーズ」が出たときにすぐに買って何度も聴いて大好きだった。レコードを処分したあと、CDを買っていまも持っている。いま久しぶりに聴いたけど、やっぱり好き。イアン・カーティスの舞台での姿が見られるビデオも大切にしまってあるのでそのうち見よう。ジャックは優雅さと残忍さが奇妙に混じり合った音と表現している。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、コールスロー、シリアル入り田舎パン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、サラダ(トマト、たまねぎ、バジル、粒マスタード、ドレッシング)、ご飯、みそ汁(さつまいも)、冷や奴、ちりめんじゃこ、納豆、たくわん、焙じ番茶。

2005.7.27


ヒッチコック初期の名作「レベッカ」をDVDで

税込み500円で名画が手に入る有難い時代になった。ドーチカの旭屋にぶらっと入って目についたので「レベッカ」を買った。その前に大阪駅前第1ビルを通ったのだが、地下1階にクラシック&ジャズの大きなCD店ができていたので驚いた。店員がみんなよくわかった人ばかりのような印象を受けた。ひと回りして出たら、他にも中古のビデオ店が2店開店しているし、以前からの店もあり、このフロアは音楽や映画好きの人が寄ってくる場所になりそうだ。
さて、土曜日の夜、VFC例会のあとは一人の夜になったので、用事をすませてMacの前に座った。「レベッカ」を映画館で見たのはいつのことだろう。ダフネ・デュ・モーリアの原作もそのとき読んだ。その後はテレビの深夜映画で見たがかなり前のことである。その割に覚えている場面は多いのは、原作と混じりあっているせいだろう。
リゾート地モンテカルロでマキシム(ローレンス・オリヴィエ)とマリアン(ジョーン・フォンテイン)が出会う。マキシムはイギリスはコーンウォール地方の大邸宅マンダレーの当主である。マリアンは金持ちの付き人としてやってきた地味な女性。結婚した二人はマンダレーに帰る。門を入ってから邸宅まで延々と続く道路が、この映画でいちばん印象的なところである。迎える奉公人たちがまた不気味。その中で若いマリアンは悩みつつ自分の位置を確立しようとする。
ドロシー・L・セイヤーズの「忙しい蜜月旅行」で、ピーター卿がハリエットを自分が育った屋敷に連れて行くところがある。同じように門があって門番がいて、そこから延々と車を乗り入れると、こちらのほうは、あたたかい母親が待っていて、手持ち無沙汰にならないよう気を使ってくれる。「ロチェスターさん」とハリエットがピーターを冗談で呼ぶけど、「ジェーン・エア」も大邸宅だったなぁ。

今日の献立
朝:水。
昼:リンゴジュース入り寒天、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(ミディトマト、キャベツ、紫たまねぎ)、シリアル入り田舎パン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ビール、焼き茄子、冷や奴、ご飯、みそ汁(大根)、じゃこおろし、胡瓜の糠漬け、納豆、焙じ番茶、ビスケット、コーヒー。

2005.7.26


今日は天神祭

今日は天神祭、お昼ごろプールに行く途中、お囃子の音が聞こえる。宣伝の車が走り回っているのかなと思ったら木津川の下流からであった。間もなく30人くらい乗った舟が松島橋の下を通り抜け、土佐堀方面を目指して進んで行った。道頓堀からここを通って大川に行くのだろう。
最初の予定では夕方一時仕事を中止して、早めに天満へ行こうということだったが、暑いし、近場でいっぱいやろうということになった。というのは、相方が今朝方ゴミ捨てに行ったときに、1階に新しくできた魚の店のおかみさんに出会って挨拶した。若い夫婦ががんばっているようだし、ご近所付き合いに行っておこうとなった。ほんとは一カ月ほど前にできたときから気になっていたんだよね。
25日は給料日だから混むだろうし早めに行ったほうがよいと、5時半に行ったら最初の客だった。魚の専門店なので、メニューはいろいろな魚料理が並んでいる。まず天神祭だからハモの湯引きからはじまり、魚料理をいろいろ食べた。魚の盛り方がヌーベルキュイジーヌ風でおしゃれだ。スダチや茗荷や紫蘇などの付け合わせもなかなかよろしく、客あしらいもよく「剣客商売」の秋山小兵衛が来たら喜びそうだ。
これから行く店がひとつ増えた。家で魚を食べないぶん、ここでたまに食べてもかまわんでしょう。雨が降ってきても濡れる心配ないし。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(ミディトマト、紫たまねぎ、レタス、ブロッコリーの芽)、田舎パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
夕方:ビール、日本酒、イワシ梅煮、枝豆と子芋の茹でたん、ハモの湯引き、サンマの刺身と残りを焼いたん、太刀魚のたたき風と骨を焼いたん、黒豆豆腐、お茶。
晩:リンゴジュース入り寒天、梅酒、冷や奴、胡瓜の浅漬け。

2005.7.25


泡盛と水茄子の糠漬け

昨日VFC例会でOさんに水茄子の糠漬けをいただいた。糠がたっぷりとついていて、もう一度なにか野菜を入れて利用できるとのこと。氷をつけてしっかり包んであった。
糠漬けはずっと昔に一度失敗して以来やったことがない。もっぱら黒門市場のいせやさんの漬け物がスーパーにあるので、ちょっと高いけど買っている。
昨夜はDVDの「レベッカ」を見たら4時半になってしまった。当然朝寝をして昼寝ならぬ夕寝をしてしまい、晩ご飯が遅くなった。大相撲の結果もまだ知らなくて、1時過ぎのテレビを見るつもりである。
今夜の献立は、ポランの刺身コンニャクと水茄子があるから、寒天のあと、お酒はまず野菜でビールを1杯飲んで泡盛にしようとなった。泉州名物の水茄子の漬け物はうまいが高い。しょっちゅう食べられない贅沢な漬け物である。
食後は胡瓜を1本塩をして糠の中につっこんだ。明日は胡瓜の浅漬けが食べられるだろう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(にんじん、トマト、マカロニ)、ライ麦パン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、ほうれん草とひよこ豆の蒸し煮、泡盛、ゆず風味刺身コンニャク、水茄子糠漬け、ご飯、じゃこおろし、納豆、焙じ番茶。

2005.7.24


オホーツクのホタテ貝

長いこと第4土曜日はVFCの例会日と決めている。わたしはいつも1時間前に梅田に出て、本屋や百貨店に寄ることにしている。あれこれと見てまわるのがけっこう楽しい。ちょこっとした買い物も楽しい。
今日はL・L・ビーンのバーゲンに寄ってブラウスとTシャツを買い、ドーチカの本屋で「レベッカ」のDVDを見つけて買った。それからダーツで有名な西梅田のパブでの例会に行く。おしゃべりしていると、これからダーツのグループのパーティで、ワインとホタテが出るからいっしょにと誘われた。
ワインはパリのお土産ということで飲み口のよい赤。ホタテは大きいお盆に貝をお皿にして豪華に出てきた。貝柱のお刺身のほかバーナーで焙ったのや火を通したものなど。オホーツク海のそばのサロマ湖で養殖した4年もので、流氷の栄養をたっぷりと摂っているんだとか。わたしは最近は魚をあまり食べていないが、今日はよいことにしようと勝手なことを言いながら、勧められるままたっぷりと食べた。おいしかったわぁ。二人の中年男性のおごりだったが、お金があればこういう使い方もいいもんだなぁ。

今日の献立
朝:水。
昼:寒天+黒蜜、バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、トマト、紫たまねぎ)、田舎パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:ギネス、野菜サラダ、ホットサンド、赤ワイン、ホタテいろいろ、コーヒー。

2005.7.23


ケン・ブルーウン「酔いどれに悪人なし」

最近はヤキがまわったらしく、新しいミステリーを教えてもらって読むことが多い。今回も関東在住の姪から送ってもらったもの。“負うた子に教えられ”というけど、負うたこともない子に教えられている。
アイルランドの私立探偵、しかも飲んだくれと聞いて、さきにイメージができてしまったけど、イメージをはるかに超えた作品だった。私立探偵小説というより暗黒小説という感じであった。
主人公ジャック・テイラーが住む場所はアイルランド西部の中心都市ゴールウェイ。アイルランド国家警察に勤務していたが、魔法瓶のコーヒーにブランデーをしこたま混ぜたのを飲んで、スピード違反の車を止め、乗っていた議員を見逃すことをせずに逆になぐってしまい警察をクビになった。それ以来私立探偵をやっているが、事務所を持つようなことはせずパブで依頼を受けている。ゴールウェイでいちばん古く昔と変わらぬバー「グローガンの店」は本物の酒飲みのパブである。しかもジャックを締め出さない唯一のパブでもある。店主のショーンとは口喧嘩をしながらも友情で結ばれている。この店に美しい女性アンがジャックを訪ねてきて、娘のサラが自殺したのが信じられないので調べてほしいと言う。そして帰り際に一言、「なんであなたはアル中なの?」これにかっとなって、なんでアル中に助けを求めるのかと聞き返すと「あなたにはこれしかできることがないから、優秀だって言われたのよ」だって。調べはじめると厚く暗い壁にぶつかり、体を傷めながら事件の核心にせまることになる。
ジャックは酒に溺れるが、本も溺れるほど読んでいる。章のはじめにある引用文はオスカー・ワイルド、W・H・オーデン、エド・マクベイン、フランシス・ベーコン、ウォルター・モズリイなど。友人のホームレスが入院しているのを見舞いに行って、詩を預かって帰るが、その友が死ぬと埋葬まで一切やってから詩を読む。
すごくセンチメンタルでシニカル、好きなタイプだ。好きだけど深くつきあったら迷惑をかけられそう。だからといって放っておけない。困るなぁ。(ハヤカワ文庫 860円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール、マカロニサラダ(マカロニ、ニンニク、マッシュルーム、トマト、パセリ、チーズ)、シリアルパン、蜂蜜、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:ビール、枝豆、冷や奴、胡瓜もみ(胡瓜、茗荷、わかめ、糸寒天)、ざるうどん、焙じ番茶、西瓜。

2005.7.22


猛暑だ〜

今日もまた暑かった。今日の大阪は35度だったかな。明日の予報は36度だってさ。1年中でいちばん暑い天神祭が24日(日)25日(月)だから暑いはずだ。
整骨院で治療中に天神祭の話になって、先生は祭りより屋台でビールを飲むのが楽しみとおっしゃる。つい「そうそう、川端の屋台で、ビールとどて焼き」と叫んでしまった。「妹さんは明るいかたですね」と先生が兄に言ったそうだが、今度は「豪快なかたですね」と言われそう(笑)。
わが家はまだクーラーをつけないまま暮らしている。扇風機は今日出してきたけどね。暑いからビールがうまい。ビールの前に昨日いただいた石垣島の泡盛「於茂登」をぐい飲み1杯だけ飲んだ。うまいから少しずつ大切に。
体重がじわっと減ってきた。でもお腹の肉は全然減ったように見えないのがねぇ。あと3キロ減を目指して頑張る。頑張るって言ったって、なにもそんなに張り切ることはあらへん。ただ朝飯を食べないのと、大豆中心の食事だけである。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、サラダ(トマト、紫たまねぎ、ブロッコリーの芽)、ベーグルサンド(ベーグル、トリ胸肉の蒸し煮、レタス)、紅茶、コーヒー。
晩:泡盛、ビール、冷や奴、サラダ(水菜、トマト、紫たまねぎ)、らっきょ、ご飯、じゃこおろし、うぐいす豆、焙じ番茶。

2005.7.21


大阪サンケイホールが閉館

田辺寄席の中入のとき、演題紹介を書いていらっしゃる中川さんが「今日はサンケイホールのほうに行って、こっちを休む人がいるかと思ったけど・・・」と言われた。サンケイホールでも落語会があったんやなということだけはわかったので、「そうですね」と無責任な返事をした。翌日の新聞にサンケイホール閉館で、最後の舞台に桂米朝師匠が出演されたという記事があったのでなるほどと思った。
1952年にできたサンケイホールには最近こそ行かないけれど、いろんな催しに行った覚えがある。吉行和子がアンネになった「アンネの日記」を見たのがいちばん古い思い出かな。新劇と言われていたものをたくさん見た。いやそれよりも前に若き日の園田高弘のピアノを聴いた覚えがある。「能を観る会」みたいなので金剛巌の土蜘蛛を見たのが能を見た最初だが、その後チケットを兄にもらって産経観世能はよく行った。梅若万三郎の「杜若」がものすごく印象に残っている。
60年代にはセロニアス・モンクのピアノとパフォーマンスにしびれた。70年代になってドン・チェリーが一家そろってやってきた。いま思い出せないけど、調べたらもっといろんなジャズコンサートに行ったと思う。
映画館ではやらなかった映画もよく見た。ジャン=ルイ・トランティニャンとロミー・シュナイダーの「華麗なる銀行家」、カトリーヌ・ドヌーヴの「海辺のホテルにて」をよく覚えている。
ほんとによくお世話になった。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、ひよこ豆入りカレースープ、サラダ(トマト、マッシュルーム、にんじん、ブロッコリーの芽)、バケット、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:泡盛、ゴーヤーチャンプルー、がんもどきと茄子の炊いたん、キャベツと紫蘇の塩もみ、おじや、梅干し、焙じ番茶。

2005.7.20


ちょっとはミステリーを読もう

昨日は昼過ぎにうつぼ公園でYさんと待ち合わせた。直射日光が照りつけてものすごい暑さだった。公園内ではピクニックしている人が3組ほどいたが、バラ園には数えるほどしか子ども連れがいない。この暑さだもん、公園よりプールに行くよね。
公園の南側へ出るとタケウチが開いていた。Yさんがパンを買うというのでいっしょに見た。カフェはせっかく階段を上がったのに人が待っていたので降りた。結局北側の京町堀でお茶して、2時間ちょっとの間お互いの生活や仕事の話をしゃべりまくった。
それにしてもミステリーの話が出ないなぁ。例会だって雑談ばっかり。考えるまでもなく、わたしもミステリーを読んでいると大きな顔で答えられないもんなぁ。反省して今日は紀伊国屋に寄ってハヤカワ文庫と創元推理文庫を眺めてきた。読んでない本が多いわ。
毎月メールマガジン「海外ミステリ通信」を送ってもらっているが、今月の特集は「元気な女性主人公たちを応援しよう!」で5人の女性を紹介している。5人とも読んだことがないので、まずリンダ・フェアスタインの検事補アレックス・クーパー・シリーズの1作目「誤殺」を買った。いっしょに買った本は高橋哲哉「靖国問題」と平岩弓枝「御宿かわせみ」第1巻。いま読んでいるのは姪に送ってもらったケン・ブルーウン「酔いどれに悪人なし」。アイルランドの私立探偵もの。もう少しで読み終るがおもしろい。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール、サラダ(プチトマト、マッシュルーム、キャベツ、たまねぎ)、田舎パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、焼いた厚揚げを生姜醤油、胡瓜もみ(胡瓜、みょうが、ちりめんじゃこ)、ポテトサラダ+ブロッコリーの芽、ご飯、揚げと小松菜の炊いたん、甘みたくわん、うぐいす豆、焙じ番茶、西瓜。

2005.7.19


桃が池の蓮の花

昨日は久しぶりに田辺寄席に行った。なんと5カ月ぶりになる。桃が池公園は桜の名所でもあるのに、その季節はとうに超えて、池には蓮がびっしりと生え、ピンクと白の大きな花があちこちに咲いていた。まだ咲き始めのようだから、来月行けば最盛期だろう。
田辺寄席は中入りにお茶とお菓子が出る。いつもお菓子が楽しみで最後まで意地汚く食べていたが、間食をやめようと決めたので食べなかった。また食べる気が起こらず、冷たいお茶を手にして池のほとりで飲んだ。会場の庭は池に面していて、いい感じなのである。
帰りに昭和町の駅前のスーパーコーヨーで「男前豆腐」と「がんも番長」「厚揚げ番長」というのを買った。昨日は相方が買い物をしておいてくれることになっていたが、近所のコーヨーで売り切れていたらと思って(笑)。帰ったらちゃんと買ってあり、わたしが買ったのは今日のおかずになった。最近なぜかめざす豆腐が売り切れていることが多いのだ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ(にんにく、たまねぎ、にんじん、しめじ、セロリ、茄子、コーン、トマト)、サラダ(トマト、胡瓜、レタス、バジル)、田舎パン、紅茶、コーヒー。
おやつ:豆乳ケーキ、コーヒー。
晩:リンゴジュース入り寒天、ご飯、みそ汁(さつまいも)、目刺し、大根おろし、冷や奴、たくわん、うぐいす豆、焙じ番茶。

2005.7.18


377回田辺寄席(2005年7月17日)

去年から続いた30周年記念の〈春之輔師匠の「もう半分」を聞く会〉に2月に行って、3月の〈鶴瓶師匠の「らくだ」を聞く会〉を休んでから、ずっと休みっぱなしだった。今日は文太さんが二席やるから行かなくちゃと、お昼ご飯を早めに食べて出かけた。はじまる15分前に着き5列目くらいに座れたんだけど、前にでかい人が座っていて見にくい。中入後に隅っこの一番前が空いているのに気づき席替えした。ほとんど横から見たという感じ。
演目は、「開口0番・出囃子」桂文太、「手水廻し」林家染太、「越の海勇蔵」旭堂南青、「寝床」桂文太、〈中入り〉「ちしゃ医者」笑福亭仁昇、「袈裟茶屋」桂文太。
「出囃子」では下座の太鼓に合わせて文太さんが笛を吹き、いろいろな師匠の出囃子を実演した。出囃子は上方で古くからあったが、大正時代の後半に東西交流があり、東京が取り入れたそうである。
「手水廻し」は大阪者が田舎の旅館に泊まって、手水を廻してくれ(洗面道具を持ってきて)と言ったのを、長い頭を廻すと誤解する噺。
「越の海勇蔵」は大横綱谷風時代、柏戸が地方巡業の折りに頼まれて相撲志望の勇蔵を預かる。越の海のしこ名も付けたが、あまりにも小さいので雑用係のまま。谷風が稽古をつける日に、偶然相手にしてもらい、力を認められる。越の海は小さいながら関脇まで出世したという。南青さんはまっ黄色の着物でとても男前。
「寝床」はご存知義太夫好きのダンナのためにみんなが迷惑する噺。「そこはわたしの寝床です」と小僧さんが言うオチの言葉を、大家族のわが家ではよく使って笑ったものだ。
「ちしゃ医者」はヤブ医者を呼びに行くと、カゴに乗って行くと言う。底が抜けたカゴに棒を渡して乗っていくと、途中でもう医者はいらなくなり、もどろうとすると、肥汲み屋がやったきた。肥といっしょにカゴに乗るはめになった医者がはちゃめちゃになる噺。
「袈裟茶屋」は松島の女郎屋に遊びに行くのに、よその町内の趣向を知って、負けじと考えたのが、錦のふんどしをして乗り込むこと。さてどうしたものかとキーやんが嫁さんに相談すると、おサキさんは坊さんの袈裟を借りたらよいと言う。袈裟をふんどしにして松島で大もてのキーやん。
今日は文太さんが3回も出てきはってまんぞく。

今日の献立
朝:水。
昼:トマト、ヨーグルト、素麺、ココナツあん入りパン、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、サラダ(金時豆、たまねぎ)、冷や奴、ご飯、目刺し生干し+刻みキャベツ、じゃこおろし、甘みたくわん、うぐいす豆甘煮、焙じ番茶。

2005.7.17


エド・マクベイン「ラスト・ダンス」

エド・マクベインが7月6日にお亡くなりになったことをミクシィの書き込みで知った。
エド・マクベインという名前を知ったのはずいぶん昔のことだ。87分署シリーズ第1作「警官嫌い」(1956)を読んだのは、父親が読め読めとうるさく言ったからで、それから何作かは読んだはずなのだが覚えていない。黒沢明監督の「天国と地獄」を封切りで見たのは、仲代達矢が大好きだったからだが、原作がマクベインの「キングの身代金」だったこともある。
その後、数年前に「晩課」を読むまで全然読んでいなかった。その後も読めばおもしろいのはわかっていたにもかかわらず、あんまり読む気が起きず、よい読者ではなかった。ただキャレラ夫妻やマイヤー・マイヤーを懐かしむ気持ちはいつもあった。
シリーズ50作目という本書を読むと、キャレラが40歳の大台に乗ったことを感慨深く思っているところがあり、不思議な気持ちになった。だって第1作から50年近い年月が経っているのだ。こちらは白髪になっているのに、キャレラはまだ40歳なんだもん。
ベッドに横たわった老人の死体は、ドアのフックで首を吊ったのを、娘がベッドに運び上げたのだった。しかも調べると自殺ではなく、クスリを飲まされて殺されていた。というところからはじまり、警官たちの調査が地道に続く。
わたしが気に入ったのは、白人の刑事バート・クリングと黒人女性で市警の医師シャーリン・クックの間柄だ。【このあわただしい憎しみに満ちた都市で二人は出会い、恋に落ちた。この話を、フツ族やツチ族の人たちに、そしてアルバニア人やセルビア人に、そしてアラブ人やユダヤ人に話してやりたい。】エド・マクベインの気持ちが伝わってくる。(ハヤカワポケットミステリ 1100円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:ざるうどん(葛うどん乾麺、ネギ、梅干し、しょうが)、マンゴーベーグル、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、枝豆(丹波黒豆)、サラダ(マッシュルーム、トマト)+ポテトサラダ、らっきょ、ご飯、ざる豆腐、茄子と干しえびの炊いたん、たくわん、ぶどう豆、焙じ番茶。

2005.7.16


豆づくし

今日は完全菜食の日だった。しかも晩ご飯は豆づくし。豆乳をかけた寒天、枝豆、豆腐、納豆、デザートにはぶどう豆、これ以外はサラダとビール。みそ汁をしなかったからダシのイリコもなし。朝ご飯をしないぶん、お昼は時間をかけてじゃがいもを茹で、スープとサラダをつくった。
会報はコピーまで終わっていたので、机の上に12枚広げて、1枚ずつ集めてホチキスでとめる。これがいちばん疲れる作業だ。午後には送れてやれやれ。
相方がセミナーに行ったので、その間にとスダレと夏のカーテンに付け替えした。部屋の窓全開してやっていたが、きつい日差しが照りつけてものすごく暑い。スダレをつけてやれやれである。夜のニュースで言っていたが、今日の大阪は34.5度だったそうだ。暑いはずだ。
会報づくりの最後は体力消耗するんだけど、今日は台所からはじまって立ち仕事ばかりだったのに、そんなに疲れた自覚がない。体重が減った分ヒザへの負担が減ったのかもしれない。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、スープ(じゃがいも、キャベツ)、サラダ(トマト、マッシュルーム、胡瓜、レタス、セージ)、紅茶。
晩:寒天+豆乳、ビール、枝豆、サラダ(トマト、キャベツ)+ポテトサラダ、ご飯、豆腐、納豆、たくわん、ぶどう豆、焙じ番茶。

2005.7.15


1日2食生活にして1カ月経過

ふと気がついたら1日2食生活にしてから1カ月が経っていた。正確には今日で1カ月と4日だ。そんなに経ったのかとびっくりだ。もっとも食事の内容は10日間くらいは注文してあった卵やベーコンやミルクを食べている。その後はそこそこ順当に大豆生活に切り替えた。ご飯が玄米にならず十穀源入りというのが、ちょっと日和っているところ。
掲示板に書いてくださっているミモザさんが教えてくださったのだが、ほんとによい時によいことを教わったものだ。サイトを教えてもらったのだが、正確には本を読んだほうがよいとのことで、甲田光雄さんの「奇跡が起こる半日断食」を読んでいる。
本書を読むと、いかに自分が食べ過ぎていたかを実感する。そして朝から食べることばっかり考えていたことに気がついた。朝ご飯をつくらない、食べない、片付けなくてもよい。3つしなくてよいのだから、時間ができてこの上なくうれしい。
いろいろな病状についての章で「腰痛、肩こり、ひざの痛み」というのを読んだら希望がわいてきた。「食べ過ぎによって硬縮(こうしゅく)していた腱(けん)が、半日断食によって柔軟性を取り戻し、伸びるようになる」と書いてある。わたしが整骨院でやってもらっている治療が、硬縮していた腱の柔軟性を取り戻すことなので、相まって治るような気がしてきた。半日断食によって「すり減ったひざの軟骨を元に戻そう、回復させようと自然治癒力が働き出す」って読んだらうれしくなってきた。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(アボカド、トマト、たまねぎ、コリアンダー)、トースト、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:ご飯、みそ汁(舞茸)、冷や奴、胡瓜塩揉み、高野豆腐の含め煮、煮昆布、たくわん、ぶどう豆、焙じ番茶。

2005.7.14


心斎橋方面をぶらぶら

夕方早めに晩ご飯を食べて心斎橋方面に散歩に出た。心斎橋は建築中のそごうの横がぴかぴかのビルで、1階にディオールとショーメとフェンディが入っている。秋になってそごうが開店したら、豪華な一画になるだろう。
この夏になってから着るものを買ってない。去年のTシャツがよれっとしてきたので、まだバーゲンやっているかなとエディバウアーに行ってみた。バーゲンはとっくにはじまっているから、いいものはいまごろ行ったらあるはずない。結局新しく入荷したというのばかりを買った。女性ものは普通のTシャツがなくてデザインものばかりだ。その中でカジュアルなのを探して2枚、相方が3枚買って、当分これでいけそう。
それからアップルストアに行って次に買うべきMacを検討。iMacにするかMac miniにするか、いつ買えるかわからないのに・・・。ストアのお兄さんに説明を聞いて、帰ってから悩むわと言って店を出た。
最近のお気に入りマンゴーシャワーでデザートを食べて、アメリカ村を散歩。はり重を曲がったところに可愛いオーガニックカフェを見つけた。今度入ってみよう。この辺にビオラという古い洋食屋があったけど、ブルーのシートが掛けてあったところがそうだったかしら。
アメリカ村にきたら寄るのが ヴィレッジバンガードだ。うろうろしていたら、昔懐かしい「同棲時代」が平積みしてあった。上村一夫の一世を風靡したマンガである。最近は同棲なんて死語だが、なんとなく暗いところが好き。そういや、わたしだって同棲歴が長かったのだ(笑)。ちょっと古い雑誌だが「夜想#ゴス」を買った。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(にんじん、トマト、ブロッコリーの芽)、トースト、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:ご飯、冷や奴、かぶ酢、かぶの葉と桜えび炒め、納豆、煮昆布、きゃらぶき、焙じ番茶。
デザート:かぼちゃケーキ、アッサムティ。

2005.7.13


ライア・マテラ「殺人はロー・スクールで」

古い女性探偵もの読書第2弾はライア・マテラの翻訳が3冊あるうちの第1作(1987 翻訳は1990 創元推理文庫)。タイトルどおりロースクール内で殺人があり、主人公のアマチュア女性探偵ウィラ・ジャンソンの登場となる。ウィラはロースクールの学生だが、ここに入る前には名門大学でラテンアメリカ文学を専攻したという変わり種。両親は60年代にベトナム反戦運動に加わわったヒッピーで、その後も平和部隊に加わって中南米へ出かけている。両親は籍を入れていない夫婦なので、ウィラは母の姓を名乗っている。
ロースクールにはフットボールのチームがないかわりに〈法律評論〉があると、冒頭に出てくるが、これが大変なものであるらしい。法律学生が編集することになっており、「上位10パーセントと〈法律評論〉」という言葉があるという。大都会の法律事務所や政府官庁で働きたければ、クラスの上位10パーセントに入っていたほうがいいし〈法律評論〉に加わっていたほうがいい。ロースクールは、大学を卒業して学士号をとって、はじめて入る資格を得るむずかしいところだそうだ。そして3年間勉強して試験に合格したら、その州の弁護士資格が与えられる。ライア・マテラはカリフォルニア州の弁護士でもある。
その〈法律評論〉の編集長が殺され、第2第3の殺人事件が起きる。ウィラは犯人探しに頭をつっこみ、憎からず思っているラリーから「ナンシー・ドルー、きみはどう思う?」と聞かれてごきげんだ。昔ナンシー・ドルーが大好きで、友だちから「まあ、ナンシー、あなたってなんて頭がいいの!」と言われる場面が好きだったという愛嬌のある女性である(ナンシー・ドルーを知らないなんて言わないでね)。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、胡瓜、レタス)、バケット、蜂蜜、黒ごま黒豆ペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+メイプルシロップ、焼酎湯割り、サラダ(さつまいも、大根、レタス、ブロッコリーの芽)、冷や奴、目刺し、甘みたくわん、おじや(冷やご飯、昆布、椎茸、薄あげ、大根、にんじん、しめじ、舞茸、絹さや)、焙じ番茶。

2005.7.12


今週は元気

先週はまいった。肩がめちゃくちゃ凝って目がしばしばして頭が重い。去年も梅雨の時期にこんな症状になり、血の巡りが悪くなってどうにかしたらたいへんだと、あわてて雨の中をマッサージ&ハリに行ったのだった。金曜日にビルの1階にあるマッサージ屋に行って、30分揉んでもらったらだいぶ良くなった。ここは保険はきかなくて現金払いがイタイがしかたない。土曜日に整骨院に行ってツボ押ししてもらったら、万全の処置をとったような感じ。電車では本を読むのをやめて目をつぶっていた。
今日はプールへ行ったが元気はつらつだった。本を読めると思ったが、ミクシィに気を取られて読めなかった。時間の割り振りをきちんとせねば。
会報は1/4くらいはできた。版下ができたところからコピーをとっているが、真夜中に窓を全開して夜風を入れて、呑気なもんだ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、ポテトサラダ+レタス、トースト、蜂蜜、おこげ煎餅、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉、焼酎湯割り、ゴーヤーチャンプルー、焼き茄子、ご飯、みそ汁(さつまいも)、目刺し、たくわん、焙じ番茶。

2005.7.11


FLC15周年記念シンポジウム「戦争・ジェンダー・トラウマ」

FLC(女性ライフサイクル研究所)が15周年を迎えて開催したシンポジウムは、「戦争・ジェンダー・トラウマ」という大テーマだ。重いテーマにしんどそうやなぁと思いつつ、しかし、わたしにとっても戦争とジェンダーは無関心でいられない。話をきくだけでも勉強になるかとお昼過ぎに出かけた。会場の山西福祉記念会館は、阪急東通り商店街を抜けて北野病院の手前にある。最近は梅田に縁があるなと商店街を歩いた。昔よく来たお好み焼きの美舟があった。しょっちゅう行っていた輸入レコードのLPコーナーはなくなっていた。
さて、シンポジウムである。シンポジストはそれぞれ大学の教授で、大越愛子さん(近畿大学)、内藤和美さん(群馬パース大学)、中村正さん(立命館大学)、司会が村本邦子さん(立命館大学・FLC代表)だった。内容はもちろん一言で言えないから、心に残った言葉を書いておこう。4人ともに真っ正面から問題に立ち向かう真面目な話し振りだった。
大越さんは、日本軍の「性奴隷」だった女たちのことを話された。靖国問題にも触れられて、結論は「歴史 His story」の暴力性に「Har-story」を封じ込められてきた側から「Har-story」の再発見ということだった。
内藤さんは、「当事者と調査研究〜当事者と協議するということ」というテーマで話された。年代によって違うことなど具体的に話されたのだが、このテーマはわたしにとっては、ボランティアと当事者の関係とか考えさせられていることなので興味深かった。
中村さんは「アンラーン(unlearn)」という言葉が印象に残った。「反暴力」「非暴力」「脱暴力」でなく、暴力を捨てるという意味での「アンラーン」。
その他、トラウマということで、「加害トラウマ」と「被害トラウマ」があり、被害者ばかりがなぜ悩むのかというのになるほどと思った。
シンポジウムが終わって交流会にも参加させてもらった。ビールとサンドイッチなどご馳走が出て、一人ずつ自己紹介をしながら話した。わたしもけっこうしゃべってしまった。
帰り道のスーパーでつつましく出来合いのおかずを買ったが、たまにはいいとしよう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、ひよこ豆入りカレースープ、ベーグルサンド(ベーグル、トリ胸肉の蒸し煮、レタス)、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
夕方:ビール、パーティ料理(サンドイッチ、トリ唐揚げ、チーズ、枝豆、ポテトフライ)。
晩:ビール、焼き鳥、出汁巻き卵、白菜浅漬け、サラダ、巻き寿司、焙じ番茶。

2005.7.10


阪急三番街

下新庄からの帰りに梅田に出て、ヨドバシでプリンターのインクを買った。それから進物用のお菓子を買いに三番街に久しぶりに行ってみた。なんと10年以上は来ていなかったんじゃないか。昔だって茶屋町あたりに行った帰りに通ったくらいで、あまり買い物をしたこともご飯を食べたこともなかった。
ぶらぶらと歩いていると、ずいぶん変わっているのに気がついた。ガーデンキッチンという店は有機野菜を使った料理を出していて、その野菜も店前に並べて売っている。キッチン用品専門のしゃれた雑貨店がある。ちょうど昼どきだったので、食べ物屋さんの前は人が並んでいる。ほーっと思いながら行くと、ちょっとしたスーパーのような店があった。入ったらパンの棚が目の前にあり美味しそうなベーグルがあった。これは買い物しなくちゃとカゴを持って見て回った。買ったのは進物用のクッキー缶、ベーグル、ひよこ豆の缶詰、買い忘れていたきな粉、それと粉寒天(大きなカゴにいっぱいあった)を3箱。入れてくれた紙袋で「成城石井」というスーパーだとわかった。これから梅田に来たらイカリスーパーとどっちかに寄ることになるんだろうな。三番街は阪急電車を降りたらすぐだから行きやすいか。今日は途中で戻ってしまったので、次回はもっとあちこち歩いてみよう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、ざるうどん(乾麺=葛うどん、出汁、梅干し、ねぎ、茗荷、生姜)、お焼き、煎茶。
晩:リンゴジュース寒天、焼酎湯割り、サラダ(炒めた茄子、トマト、胡瓜、たまねぎ、レタス)、ご飯、みそ汁(舞茸)、甘長とうがらしとじゃこの炊いたん、冷や奴、うるめ干物、焙じ番茶。

2005.7.9


ゴッホ展に行ってきた

先月の28日に書いたんだけど、偶然アルトナン・アルトーの「ヴァン・ゴッホ」を読んで、こりゃ一度ほんまもんを見ておこうと思った。またずっと前に友人からもらった「Sorrow」のコピーを思い出した。今日は金曜日で国立国際美術館は7時までやっているので夕方から出かけた。
昼間はとても混んでいるのだろうが、夕方は混んでいるとはいえマシなのかな。係員がたくさん配備されている中を入ると、けっこうな人がいたが、さっさと前にまわって好きな絵はたっぷり見た。「Sorrow」の前は人がいなかった。その「Sorrow」はリトグラフで、他の作品と全然違っているところが興味深い。懐かしいような気持ちになって眺めていた。
同時代の他の画家の作品は見る気がせず、というかゴッホの絵を見たかったから行ったのだ。ゴッホの作品もアルル時代以外はそんなに惹かれなかった。アルル時代の「黄色い家」が素晴らしくて、あとは木立があって小道があるのがよかった。「黄色い家」の黄色をずっと忘れないと思う。やっぱりゴッホは天才だ。
有名な絵の具を持った自画像の前に立ったときは思わず笑ってしまった。うんと若いころ見た劇団民芸の芝居「炎の人ゴッホ」の滝沢修のポスターがそっくりだったんだもん。わたしはこの芝居を見たおかげでゴッホを文学的に見るくせがついてしまったのだ。
ようやく絵そのものを見ることができるようになったと思う。音楽も絵画もそのものとして受け入れるようになるまで、どれだけ暗い世界にいたことか。
1時間もいずに出てきて、まだ明るい道を歩いて帰る途中、小さいジュース屋があったのでマンゴージュースを飲み、古ーい中華屋で「ほろよいセット」を食べ、京町堀のバーメジャーカップにたどりついた。最近のお気に入りトムコリンズを頼んだら、シロップを控えたドライな飲み口でなかなかいけた。小さな窓からようやく暮れ行くさまが見え、とても素敵な週末を味わうことができた。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、ポテトサラダ+トマト、トースト、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:マンゴージュース。ほろよいセット(生ビール、タコの唐揚げ+コールスロー、餃子)。トムコリンズ、ミミンガーサラダ。〈家〉ビール、冷や奴、ポテトサラダ+トマト+たまねぎ+バジル。

2005.7.8


アヌーク・エーメが好き

昨日ミクシィのSさんの日記にアヌーク・エーメの名前を見つけた。シャルロット・ゲンズブール主演のフレンチなしあわせのみつけ方」にシャルロットの義母役で出演していたそうである。
わたしがはじめてアヌーク・エーメの名前を知ったのは、戦後間もなく子どものときに、家にあった映画雑誌「スクリーン」で「火の接吻」(1949)の写真を見たときだ。透明な美しさが素晴らしく、いまもその姿が目に浮かぶ。「ロメオとジュリエット」の物語を下敷きにしたもので、共演がこれも好きな俳優セルジュ・レジアニだということまで覚えている。ストーリーを何度も読んで楽しんだ。インタビュー記事もあったと思う。実はこの映画見ていないのだけど。
その後はフェリーニの「甘い生活」「8 1/2」を封切りで見て、その後の「男と女」はずっと後でテレビで見た。それだけしか見ていないのに、なぜか好きな女優のベスト5に入れる。
さて何年くらい前のことか、女性誌で日本に来た彼女の写真とインタビューを見つけた。なんと、「ブリキの太鼓」に出ていたダニエル・オリブルフスキーが、日本で仕事しているので会いに来たということだった。お似合いだなぁと感心したものだ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、レタス)、バケット、蜂蜜、黒ごま黒豆ペースト、紅茶、コーヒー。
晩:リンゴジュース寒天、焼酎湯割り、おぼろ豆腐、もやしごま和え、おじや、うるめ干物、じゃこおろし+テンペ、煮昆布、焙じ番茶、梅ジャム。

2005.7.7


マクシン・オキャラハン「ヒット&ラン」

下新庄の整骨院に行く地下鉄30分で読むには最近の文庫本は厚すぎる。思いついて押し入れのミステリー箱から古い女性探偵ものを引っ張り出した。ほとんど忘れている状態なのでちょうどよかった。マクシン・オキャラハンの本はもう1冊の「永久に別れを」(1981)のほうがディライラ・ウエストシリーズの第1作なのだが、どこへしまったのか出てこない。間に1冊あるのだが翻訳されず、3冊目が本書「ヒット&ラン」(1989 翻訳1993)である。
1作目はディライラは夫と二人で私立探偵事務所を開いて間もなく、夫に死なれてしまうところからはじまった。ひとりぼっちで探偵稼業を続けようと苦労し、夫を思い出して涙しながら、ようやく探偵としてやっていけるようになって、ほっとしたのが1冊目だった。
サラ・パレツキーのヴィクことV・I・ウォーショースキーが登場した後に出てきた女性探偵たちの中では、軟弱なほうに入るが、なかなかどうして粘りのある調査を続け、根性のあるところをみせる。
1月の南カリフォルニア、夜のジョギングの途中に老人がひき逃げされるのをディライラは目撃する。その年は不運が続く。お金がなくて住まいを立ち退き事務所で暮らすことになる。住まいより事務所を優先する根性がえらい。浴室がないから洗面室で身体を洗い、机のそばの寝袋にもぐりこんで眠る。それから毎月毎月不運が続くが、12月に店内警備員の職にありつく。ところが万引きした客を追いかけたとき、市民に足をひっかけられて怪我をする。どん底。そのとき、依頼人が現れる。老人をひき殺した男の母親であった。(創元推理文庫 550円)
引き続き、女性探偵ものを再読していく予定。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール+豆乳、スモークチキンと野菜炒め、トースト、黒ごま黒豆ペースト、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ビール、ゴーヤーチャンプルー(ゴーヤー、豆腐)、胡瓜揉み(胡瓜、茗荷、じゃこ)、ご飯、みそ汁(茄子)、納豆、きゃらぶき、梅干し、煎茶、若鮎。

2005.7.6


掲示板をやめたいと思っています

「VFC BBS」をはじめたのは2001年11月2日でした。いろいろあったあげく、現在の「kumiko BBS」に変更しましたが、3年8カ月もやってきたんですね。喜んだり怒ったり・・・よくやりました。(自己満足しててすみません。)
数人のかたが、ここで書き込みされてからVFC会員になられました。反対にここで書き込んだことが元になって退会されたかたも数人おられました。ご自身の掲示板を持っておられるかたと、相互に書き込みし合うこともたくさんしました。楽しかったけど時間もとられました。気がついていたかたもおられるでしょうが、けったいな書き込みで悩まされたことも多々ありました。
いつのまにか惰性になっていることを、先日ミクシィに入ってから気がついたのです。最近の掲示板は書き込みは少ないですし、ここが潮時かなという気持ちです。もうちょっとしたら、閉めることにします。

掲示板がなくなってから、VFCまたは私にご用のあるかたは、このページの右上に赤い字で「MAIL」があります。クリックするとメールフォームがありますので、「お名前、メールアドレス、メッセージ」を書き【届けっ】をクリックしてください。返信します。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト)、フランスパン、蜂蜜、黒ごま黒豆ペースト、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、焼酎湯割り、ひじきと野菜(にんじん、しめじ、絹さや)の寄せ豆腐、おくらのおひたし、ご飯、うるめ干物、納豆、きゃらぶき、梅干し、焙じ番茶。笹餅、煎茶。

2005.7.5


毎日、豆腐

1日2食にするだけでなく、食べるものにも気を使うことになり、毎日の食べ物ががらっとと言うほどではないが、けっこう変わったと思う。
大豆製品が多くなったのだけれど、特に豆腐である。最近は冷や奴を主に食べるので味にうるさくなった。うちでは木綿豆腐を辛子と醤油で食べることに決まっている。だからよけいに豆腐そのものの味にうるさい。ついこの間まではそこそこの値段ので満足していたのに、お魚を買わないぶんを豆腐で贅沢しようとばかりに、高級豆腐を食べる。いくら贅沢と言っても豆腐だからしれてるけど。「男前豆腐」というのが好みになって、ちょっと遠いスーパーに買いに行く。ざる豆腐も食べたが、いまは「男前豆腐」ばかり。
いままで高いからと注文しなかったのだが、ポランの豆腐を今週は頼んである。普通の木綿とざる豆腐だが、食べるのが楽しみ。
冷や奴は毎日食べても全然飽きないが、たまには和え物などもちょっと考えてみよう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ(にんにく、たまねぎ、茄子、エリンギ、セロリ、ピーマン、コーン、トマト、スープストック)、大豆入りコールスロー、トースト、蜂蜜、黒ごま黒豆ペースト、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、焼酎湯割り、サラダ(トマトにソース〈たまねぎ、バジル、粒マスタード、オリーブオイル、酢、塩こしょう〉をかけて3時間置いたもの)、冷や奴、ご飯、みそ汁(揚げ、大根、しめじ)、甘長とうがらしとじゃこの炊いたん、キャベツと胡瓜の塩揉み、梅干し、焙じ番茶。

2005.7.4


収穫の歓び、ふふふ

上の写真を見てくださいましたか。わが家のベランダで育てたコリアンダーです。早春に苗を買ってから春から初夏までは葉っぱを食べて楽しみ、咲いた花を眺めて楽しみ、いまはこのように実がなったので収穫して冬に備えようというわけです。ガラス瓶の実は小さなすり鉢で擦って使います。いまは少し前に植えたのがあって、新鮮な葉っぱをサラダに入れています。エキゾチックな香りが大好きです。
とにかく狭いベランダですが、コリアンダーの他にセージ、チャイブ、バジル、ミント、タイム、ラベンダーがいきいきしています。毎日サラダをつくるときに、ハサミを持ってベランダに収穫に行くのが楽しみです。
今日の晩ご飯のサラダはトマトの薄切りの上に、バジルとたまねぎを細かく刻み塩こしょうして、オリーブオイルと酢をかけました。つくるのがカンタン食べておいしい。スペインのお皿によく合ってました。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、豆乳、大豆入りコールスロー、トースト、豆パン、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳、焼酎湯割り、サラダ(トマト、たまねぎ、バジル)、冷や奴、ご飯、みそ汁(かぼちゃ)、いわしの煮付け、たくわん、焙じ番茶。

2005.7.3


ご近所とミクシィと

ようやく梅雨らしくなってきた。たまに外食しようと近くのカフェバールパッパに行った。ランチはスープ、料理パン、飲み物のセット(900円)だが、どれも数種類から選べる。そしてパンはタケウチのだからおいしい。ミネストローネとチーズと野菜をはさんだパンを食べてコーヒーを頼んだ。ここは開店前の夜遅くに通りかかかったとき、ちょうど外にいた男の子が人懐っこく話しかけてきた。それでときどき行くんだけど、すごく気を使う子で人を和ませるすべはたいしたものだ。
帰りにスーパーに寄ったあと、雑貨屋ALOHA DRIVEに寄り、オランダのノートとボールペン(グリーン)サインペン(ローズ)とを買った。日本製とひと味違う色合いが楽しい。隣りは花屋のatelier spontanementである。昨日ミクシィに入ったから友だちになってねと頼んだ。昨夜はnu thingsのHさんに頼んだし、近所の人とネットでもつきあおうっていうんだからおかしい。
その帰り、美容院シュリットの前を通ったら店主のシマさんと顔があった。なんやかやと情報交換してバイバイと別れたが、ここで働いているIくんにミクシィの紹介を頼んだのだ。
ご近所仲間とソーシャルネットワーキングサイト・ミクシィで会うのもまた楽し。
ミクシィに入会されている人がいたらご連絡ください。お友だちになって遊びましょ。

今日の献立
朝:水。
昼:カフェランチ、すもも、ヨーグルト。
晩:寒天+メイプルシロップ、焼酎湯割り、スモークチキン+刻みキャベツ、茹でブロッコリーとラデッシュ、冷や奴、おじや、チリメンジャコ、たくわん、焙じ番茶。

2005.7.2


楽あれば苦あり

夕方になって仕事が急に発生。今夜中にできるかなと考えながら晩ご飯を食べていたら、nu thingsの阿木さんから電話があった。お勧めのジャズが今夜あるという。相方が最初は忙しいと断りかけたのだが、後は後のことと出かけることになった。雨の中タクシーでご苦労様なことである。お勧めの「Bring Station」の演奏に間に合ってたっぷりと聴けてよかった。若い4人(サックス、ギター、ベース、ドラム)の演奏がすごくうまいのでびっくりした。
去年の5月ごろに阿木さんと再会してからジャズを聴く生活になり、ここnu thingsと細野ビルその他でたくさんのライブを聴いた。最初はノスタルジーでスタンダードナンバーを聴いただけで涙が出そうになったりしたが、最近はかなり耳が肥えてきた。
今日の「Bring Station」はとても良かった。演奏する姿もとても個性的で好ましかった。見ていたら若者がジャズをやる気持ちがわかるような気がしてきた。
さあ、楽しいことをしたから、これから黙って仕事しよ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、焼き飯、トマト、蜂蜜、紅茶。
晩:寒天+豆乳、日本酒、冷や奴、サラダ(大根、さつまいも、レタス)、ご飯、高野豆腐の含め煮、キャベツと紫蘇の塩もみ、焙じ番茶。

2005.7.1

 
写真:コリアンダーの実を収穫して保存

VIC FAN CLUB  連絡先:kumi@sgy2.com