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ネコ2匹とイヌ1匹の物語 2

イヌという存在

ネコと違ってイヌは、お金のかかるもんですねーと今、しみじみ思っております。
まずは、わが町の住民課に行って、登録料3,000円。次に予防接種に2回行って、しめて17,000円。イヌを飼うものの義務として狂犬病の予防接種料3,900円。5月〜11月までの7ヶ月間、毎日飲ませるフィラリア予防薬…とお金に羽根がはえたようにひらひらと飛んでいってます。
レンが来た時には、先住者にネコ2匹がいましたから、お互いのために囲いが必要やねということで、ケージとサークルを買ってきました。ごはんを食べるのと寝るのはケージの中で、トイレと遊びはサークルの中でというつもりが、レンは、よく勘違いしてトイレをベッド代わりにしていました。
ネコには、トイレの躾というものに、さほど苦労はしませんでしたが、レンには、少し手がかかりました。子犬から育てている皆さんは、程度の差こそあれ、きっとそうなんでしょうね。

ありがたいことに、組立式の犬小屋を下さる方がいて、家の裏に置くことになりました。これが、また大きい。そこでも遊べるように入り口の前をコンクリートにしました。
今は、夕方には家に入れて、寝るようにしています。レンは、ネコ達にはさほど関心のない様子。ネコを飼ってる方ならご存知と思いますが、年長者の7才の♂のトラは、レンと出会うとレンの顔にペシペシペシとネコパンチをくりだします。もう1匹の5才の♂メメは、怖がりで、レンが近づいてくると「ウェーン」となんとも情けない声を出して、その部屋から出ようとドアまで一直線に走ります。
もうすぐレンが家に来て、4ヶ月になりますが、今、体重は約15キロ。家に来た時は、5キロでした。ずいぶん大きくなりました。うちのネコも決して痩せてはいないんですが、(7キロ超と5キロです。)最近では、ずいぶん小さく思えてくるのです。だけど態度の方はでかいんですよ、これが…。
こうしてネコとイヌと人との共同生活がはじまりました。イヌは体は大きくてもしぐさや顔つきはまだ子供です。そして、これからますます大きくなっていくようです。
今回は、このへんで。

2000年8月

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