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胡弓を習い初めて 5

今度は左手の小指の使い方

 しばらくご無沙汰してしまっていたので、ヴィク・ファンクラブニュースを読んでらっしる方は、私がもう胡弓をやめてしまったと思ってられるのではないでしょうか?
 なんの、なんの、ほとんど進歩はしていませんが、続けています。以前、手首をまわせないことを書いたと思うのですが、それは一応クリアした(と思いたい)のですが、次に私を苦しめたのが、左手の小指でした。たかが、指1本の使い方ができなくって、3ヶ月はそればっかり練習しました。今もあまりうまく動かせているという状態ではないので、先生も気が気でないでしょうが、少しずつ、少しずつ進めていってくれています。
 あんまり同じことばっかりやっていても、嫌気がさしてくるだけだからだと思います。練習の仕方としては、音階練習を3つぐらいしたら、何か1曲やり、そしてまた音階練習を繰り返すというメニューです。

 それで、最初に教えてもらった曲は、「荒城の月」でした。正しく弓を押す、引くというだけで、情感を込めて演奏することはできてませんが、知らない人はいないだろうという曲のメロディーを演奏できるというのは嬉しいものですね。
 こういう風に演奏できる曲が増えていくのを楽しみに練習を頑張っていきたいと思っています。

1999年1月

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