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カリフォルニアだより

第8話 〜英語の勉強その2、コミカレ編〜

杉山洋子

 コミカレとは? コミュニティーカレッジの略です。公立短大とでもいいましょうか。
 さて私、アダルトスクールでの英語の勉強にも慣れ、「カレッジのESLのクラスもうけてみたいなあ」と、2001年1月〜5月までカレッジに通って英語の勉強をしてみました。アダルトスクールが公民館の市民講座みたいなものなら、カレッジは一般大学生も通えば教授もいる立派な学校です。ちょっと高度なレクチャーが聞けるのかしら、と期待したりして。
 アダルトスクールもコミカレも、授業内容は学校によってかなり違います。私のいったコミカレでは、ESLはリスニング&スピーキング、ライティング、リーディングにクラスが分かれており、私はリスニング&スピーキングのみ受講しました。留学生でない住民なら、一教科から受講できるし、早朝から夜まで授業があるので、働きながら大学単位を取得することはめずらしいことではありません。日本でもこういった制度が充実するといいんですけどね。
 授業内容、成績評価はさすがにカレッジでした。発音とか強制の個所とかについて、教科書にそって講義、スピーキングの練習を兼ねてディスカッションやプレゼンテーション、そして宿題。アメリカの大学は入学は楽だけど卒業は大変とよく聞いていましたが、なるほどと納得。とにかく宿題が毎回出て、宿題の提出率も成績の参考になり、そして中間・期末試験。私のクラスは出席率も成績に加味されたので、休むこともままならず。幸い教科書の内容に関する筆記試験が多かったので、落第せずにすみました。試験がスピーキング重視だったら…落第したかも。日本ではめったにみなかった「単位を落とす」という状態、こちらではそれなりにありがちなことです。

 でも、コミカレで一番勉強になったのは実はESLではありませんでした。趣味の延長で受講した「Jazz Dance」だったのですねー。さすがアメリカ、体育の科目としていろいろなダンスの講座があるんです。もちろん、そこは本場の英語の世界。ナチュラルスピードで話す先生、スラングをふんだんに使って会話をする学生たち。最初は質問しても私の英語を分かってもらえず、哀しい思いをすることもしばしばでした。で、クラスの会話の輪にも入れず、しょうがないと黙々と踊ること数週間。ようやく耳も慣れてきて、少しずつ話しかけられるようになりました。それでも大変だったのが期末試験です。グループを組んで、好きな曲を選んで振り付けを考え、みんなの前で踊るというものだったのですが、踊ることはできても各ステップを英語できちんと説明できない私は大苦戦。結局、ステップを思い付くたびすべて踊ってみせたり、何度でも教えていくため、すごーく疲れました。それでも、その振り付けの段階でメンバーとしゃべったのが本当にいい英会話の授業になったから、一石二鳥だったんですけどね。

 ただ、この1年で私が「ぺらぺら」になったかというと…なりません。ぜんっぜん。
 友達によーく聞かれるんですけど、この年になってぺらぺらになろうと思ったら、それなりの根性(もしくはもともと好きだったとか、センスとか)がいるなあというのが、正直なところ。で、2001年7月現在、私はESL(アダルトスクール)のサマースクールに通い続けているのでした。

2001年7月

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