7. 六ヵ月目
9月7日[木](母)
自分から「だいすけのうちいく」といって、だいすけのうちへいきました。ごはんを食べた頃、電話すると、里心がついて「帰る」「帰る」といいだして、ついにだいすけのお父さんに自転車にのせてもらって帰ってきました。
(U)
朝、登園するなり「涼、だいすけのおうちいったの。だいすけのおうちはずーと、ずーとね」と指で床をさしながら話しています。最近しゃべるようになり、以前より心を開いてきたように感じます。なかなか、保母とは遊べても、他の友だちとは生活のなかでかかわれても、あそぶことはなかったように思うが、今日は香ちゃんと一本のひもを通じて電車ごっこ、散歩の時も、さかんに、りょうちゃんの方から「いこう」といって、手をつないだりしていました。
9月8日[金](父)
涼の五回目の誕生日です。元気で五才になってくれまして、ホッとしています。おおやさんのおばあちゃんのところへ、パパと圭とでお家賃を払いに行きました。涼はおおやさんのおばあちゃんが大好きです。帰りには、おみやげを一ぱいもらって帰ります。行きも帰りも、インディアンのような「キャッホー」という奇声をあげて道を歩きました。
(U)
お誕生日おめでとうございます。朝から「りょう!」といって片手(右手)を五本指いっぱいにひろげ、一人一人、保母にいって歩いていました。きょうは香ちゃん休み。でも、最近、保母にとても積極的に話かけてきます。
9月9日[土](母)
夜、にんじんの保母さん、子供たち十五、六人で涼の誕生日祝をしました。真っ暗にして、ろうそくを五本ケーキにたてて「たんたんたんじょうび」を歌ってもらいました。フーッと消して、皆でケーキを食べました。にんじんの保母さんから、手作りのお人形をいただきました。ピンクの洋服でおんぶするのによい大きさです。
満足していましたが、寝たくなくてちょっと泣いて、お母さんと一緒に寝ました。
(U)
保育園でも「フーした」と誕生日のうれしかった様子を、みんなの先生に教えてました。ビニール袋にアリをつかまえて持って歩き、「ムシよ」と見せて歩いています。本人は一ぴきだけ、おそるおそるつかまえました。
9月26日[火](母)
保育園の誕生会、楽しみにしています。「あした、たんじょうびするんだ」といっていました。
9月27日[水](母)
「マルカイテチョン」をやりました。とてもうれしくて、何枚も紙をつかってクレヨンでかいています。「チョン」「チョン」といいながら、目が大きくてこんなかおになります。
 
(T)
マスゲーム・なわとびの練習をしました。いままで保母が片方なわを持ってあげれば、涼ちゃんなわを足でまたいで1人なわ飛びもしたのに、今日はどうしてもやりたがらず、ままごとして遊んでいました。気がのらない時ははっきりしています。
9月28日[木](父)
夜遊んでいて、ひょっと思いついて頭に紙袋をかぶりました。最初はただコックさんのような形で、こんなふうにかぶってました。そのうち、お母さんが目のところを丸く穴をあけて深くかぶせました。
いつかなにかの漫画でみたような、なんとなくかわいらしい姿でした。圭と二人でこのかっこうで手をつないで歩いていました。

・・・
入園して半年がたちました。誕生日をにんじん保育園でも、向台保育園でも祝ってもらい、五才を喜びとともに自覚できました。涼と私たちの生活は、次第に外に向かって開いていき、近所のともだち、おじさん、おばさんに「おはよう」と挨拶されるようになりました。
|