最終更新日:2006.7.20

どうしてオススメするの?
 三種混合・二種混合・破傷風単独

(1) 三種混合にはジフテリア、百日咳、破傷風ワクチンが含まれています。二種混合はジフテリア、破傷風ワクチンが、破傷風単独は破傷風ワクチンだけが含まれています。

(2) 破傷風は日本全国どこでも、土中に菌が住んでいます。ケガや事故で、菌が体内に入り込むと、痙攣、呼吸困難を起して死亡、あるいは回復しても、重い神経系後遺症が残ります。ワクチン接種でこれを防ぐことができます。

(3) 百日咳は乳児がかかると、しつこい咳の他に呼吸停止、呼吸困難が起り死亡することもあります。幼児期以後は、激しい咳がそれこそ100日以上も続くだけで、命にかかわる病気とは言えませんが、生活が制限されてしまいます。ワクチン接種が必要なのは乳児期でしょう。

(4) ジフテリアは現在、日本での発生数は年間5例で減っている病気です。ですから、ジフテリアは予防接種を受けなくてもいいのですが、生憎、ジフテリア抜きの二種混合ワクチンはないので、赤ちゃんは三種混合を受けるしかありません。

(5) オススメ・コース
その1(三種混合・二種混合)
第1期接種:生後3ヶ月から三種混合を2回あるいは3回接種 3〜8週間間隔をあける。
第1期追加接種:上記の1〜1年半後に三種混合を1回接種
第2期接種:11才から13才迄に2種混合を1回接種

その2(破傷風単独)
第1期接種:生後6ヶ月から破傷風単独を2回接種 3〜8週間間隔をあける
第1期追加接種:上記の1〜1年半後に破傷風単独を1回接種
第2期接種:11才から13才迄に破傷風単独を1回接種

 その1を選択するか、その2を選択するかは、百日咳ワクチンを接種したいかどうかによります。私は赤ちゃんにはその1を勧めています。

(6) 三種混合ワクチン接種時のワクチンの種類が制限されました。
 これまでは、三種混合ワクチン接種時に、破傷風とジフテリアの二種混合ワクチンでも、破傷風単独ワクチンでも公費で接種できたのですが、2005年7月に予防接種法がかわって、三種混合ワクチンだけに制限されました。
 二種混合、破傷風単独ワクチンを接種する場合は自費負担になります。

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