最終更新日:2001.8.30

ことばの相談室ってどんなところ?

大野有紀子

 ことばの相談室に携わっている人は、主に言語聴覚士(げんごちょうかくし)という職業の者です。「何だか難しい名前だけど結局なんなの?」と気の短いあなた、まあまあ焦らずに…。
 言語聴覚士の仕事は、ことばやコミュニケーションやそれに関連する様々な事の相談に載ったり、もし、つまずいているところがあれば、その人にとって良い方法を探すのをお手伝いする人といったところでしょうか?
 その他に、診療所のスタッフを始め、元保母さんや、元先生、時には診療所に来ているお母さん方がことばの相談室をサポートしてくれています。

 ことばの相談室を訪れる人は様々です。一応「こども診療所」なのでこどもが主です。たまに大人の方の相談の電話がありますが、今のところ、判る範囲で他機関を紹介するという対応をしています。
 相談内容も様々です。「らりるれろ」や「さしすせそ」がうまく言えないんですけど・とか(実はラ行やサ行、カ行は発音するのに高度なテクニックがいる音なのです!!)、何だかことばが遅いような気がする…とか、耳が聞こえてないのでは…とか、聞こえているはずなのに通じないような気がする…とか、何だか判らないけど幼稚園の先生が行ってみたらと言ったので来てみました…とか。

 対応も様々です。1回の相談で終わる場合もありますし、定期的にフォローしたほうがいいなと思う場合もあります。しばらくそのままで様子をみましょうという場合もあります。必要と思える場合は他機関を紹介することもあります。

 子供が通っている学校や学年も様々です。公立の子もいれば私立の子もいますし、特殊学級、普通学級、養護学校、聾学校 等々 いろいろな学校の子がいます。その中には、障害が重くても、学校の先生や私たちを含む周りの大人が「この子と一緒にやっていくのが当然だ」と当り前の事を思ったりすると、普通学級にハッピーに通っている子もいます。

 …というわけで、様々な方が様々な相談にいらしているというのが、当ことばの相談室の現状です。

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